7月6日、千葉県の新松戸駅でNHK党の立花党首が選挙カーの上で演説をしていました。
その演説の最中に、サングラスで帽子をかぶった男が選挙カーに近づき、ガーシーのポスターをスプレーで黒塗りにして、逮捕されるという事件がありました。
党首の立花孝志氏(54)が街宣活動を行っている最中の出来事だった。帽子とサングラス姿の男性が現れ、街宣車に近づくと、東谷候補の顔写真部分に持参した黒いスプレーを噴霧する妨害行為に及んだ。男性は周囲の人間に取り押さえられつつも、街宣車を蹴るなどの行為を続行。けが人はおらず、男は駆けつけた警官に連行されたという。
NHK党の千葉選挙区の渡辺くにひろ候補が、男がスプレーをかけている様子をアップしています。
選挙妨害
— 渡辺くにひろ 参院選千葉選挙区 農業党👨🌾 (@kuni_nabe_) 2022年7月6日
7月6日新松戸駅 pic.twitter.com/H1Kq0itY90
立花党首もこの選挙妨害について動画をアップしています。
この動画を見ると、警察の対応が途中少し映っていますが、消極的な対応で、こういう対応でいいのかと疑問に思いました。
何人かのスタッフで捕らえていた人物を連れて行くときも、一人の警官が腕を抱えているだけの瞬間もあり警戒している様子が伺えません。
動画の後半は、立花党首が男が捕らえられた交番に行った(突撃した)ところまで映っています。
立花党首が交番に入ると、男はカウンター越しの警官の前でうちわを持ってリラックスしていて、薬局の窓口で薬を出されるのを待っているような感じに見えます。
公党の党首の演説中に、衆人環視の中で器物損壊し、選挙妨害をした人物に対して、警察のこのような対応は普通なんでしょうか。たまたまこの千葉県警の警官の方々だけなんでしょうか。
逮捕された男は、公職選挙法の第225条の2項に該当して、"四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金"にあたると思います。
公職選挙法
第二百二十五条 選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。
二 交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。
警察の対応が緩く感じられるんですが、気のせいなんでしょうかね。
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