自民党が8日、両院議員総会を党本部で開き、党則に基づく臨時総裁選の実施をするかどうかを、総裁選挙管理委員会に対応を委ねることを決めました。
有村治子両院総会長が、選管に対応を委ねることを提案して、拍手により決定しています。
今後、選管が党所属衆参両院議員と47都道府県連に意思確認を行い、過半数が賛同するかどうかが焦点となります。
党則6条4項には、党所属国会議員と都道府県連代表各1人の総数の過半数が要求した場合、総裁選を行うと定められています。
自民党は8日、参院選の惨敗を受けた両院議員総会を党本部で開き、党則に基づく臨時総裁選を実施するかどうか、総裁選挙管理委員会(逢沢一郎委員長)に対応を委ねることを決めた。選管が党所属衆参両院議員と47都道府県連に意思確認を行う。石破茂首相(党総裁)は両院総会で続投に意欲を示したが、過半数が総裁選の前倒しに賛同するかが当面の焦点となる。
両院総会は2時間行われ、約250人の出席者のうち30人余りが発言した。複数の関係者によると、旧安倍派の議員らから総裁選実施を求める意見が多く出たため、有村治子両院総会長が選管に対応を委ねることを提案。拍手で決定した。出席者からは「ここで決めるべき話か」と決定への異論も出たという。
この両議院総会について、高橋洋一氏がYouTubeチャンネルで解説していました。
総裁選前倒しを選管に対応を委ねることが決まりましたが、これは有村治子氏の功績が大きかったようです。有村氏がこの点に議論を絞りましょうと提案し、それにより賛成多数で決定されたとのことです。(高橋氏によると、日本のメディアは有村氏の活躍についてあまりふれていないとのことです。)
今後は、総裁選挙管理委員会が国会議員や各都道府県に総裁選前倒しの意思確認をすることになりますが、高橋氏は「たぶん過半数行くよ」と言っていました。
前代未聞の衆議院、参議院の両方で過半数割れで大敗北し、都議会議員選挙も歴史的敗北を喫しながら、責任をとらず続投する石破首相もようやく退陣という状況が見えてきたようです。
ちなみに有村治子議員は、中国人留学生約3000人への約1000万円の学生支援の実態を明らかにした実績があります。
自民党の国会議員の中では比較的信頼できそうな方かなと思います。
博士課程に学ぶ学生支援約1000万円が、約3千人の中国留学生に支給されていた実態が、有村の質問で初めて明らかに
— 有村治子(参議院議員・全国比例) (@Arimura_haruko) 2025年5月31日
全国の約90大学に受給選考を任せていた結果です
国民の理解を得られないと迫る有村に対し、文科省は今夏迄に自国🇯🇵学生支援を明確にする変更を確約https://t.co/xxywOpWaHh @YouTube
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