自民党推薦の現職の候補が、6月2日の東京都港区長選で敗北しました。
都内の選挙では自民党の負けが続いています。4月の衆院東京15区補選は不戦敗で、目黒区長選などでも敗れています。
自民党は2日に投開票された東京都港区長選で推薦する現職が敗北した。政治資金規正法違反事件を巡る逆風がやむ気配はなく、都内での連敗から脱出するきっかけをつかめずにいる。
自民は都内の選挙で負け続きだ。4月の衆院東京15区補欠選挙で不戦敗となったほか、目黒区長選、5月の都議補選目黒区選挙区(欠員2)でも敗れた。
港区長選で現職敗北、都内選挙で勝てぬ自民…政治資金問題の逆風やまず : 読売新聞
東京都の目黒区長選、港区長選以外にも、静岡知事選で自民党推薦候補が敗れています。
岸田首相のお膝元の選挙区での町長選では、岸田首相の長男が応援に駆けつけたにもかかわらず、自民党推薦候補がダブルスコアで敗れています。
このような状況のもと、週刊現代の記事の『衝撃の「重大情報」』が興味深いものでした。
この記事はリードからなかなか興味をひくものとなっています。こんなに選挙に負けていたら、たしかにもはや正気を失っているのかもしれません。
あれはもう、パンチドランカーだな。打たれ過ぎて正気を失い、本当はもう限界なのに、ガンガン前に出ていく—自民党旧岸田派の議員がこう呆れるほど、岸田文雄総理はいま「ハイ」になっているという。
この記事で報じられている重大情報というのは、次の総裁選挙で岸田氏の推薦人が集まらないかもしれないというものです。20人の推薦人を集めないと総裁選に出馬することができません。
実は、総理のもとには選挙の結果だけでなく、もうひとつこんな重大情報がもたらされていた。
「次の総裁選挙で、岸田さんの推薦人が集まらないかもしれない」
岸田総理は次の総裁選にも出馬し、再選されることを想定して戦略を立ててきた。ところが、総裁選に出馬するには20名の党所属国会議員の推薦が必要で、その20名が集まらないかもしれないというのだ。旧岸田派の中堅議員が明かす。
岸田氏は、自民党への逆風が治まるのを待って解散総選挙を先延ばしにしても、次の総裁選に出れないかもしれないということになります。
ということで「7月解散」という話が浮上しているようです。
総裁選まで耐え忍んでも、自分が総裁選に出られないなら意味がない。そこで総理は「最後の大博打」を打つ腹を固めているという。「7月解散」だ。自民党の閣僚経験者の一人が解説する。
日本保守党の有本氏も、7月解散説について『「あるかも」という気もしてきた』とのことです。
またも流れる7月解散説。ないだろうと思っていたが、今日の某氏との話で「あるかも」という気もしてきた。
https://x.com/arimoto_kaori/status/1798016625976979739
定額減税について、本当はもっと早くやるべきで遅すぎると高橋洋一氏が指摘していました。この時期にやっているのは、選挙対策ということだったんでしょうか。
岸田氏が罰則もちらつかせて定額減税額の給与明細明記させてようとしているのもそういうことなのでしょうか。
ただ、残念ながら「恩着せメガネ」と言われて逆に怒りを買っているようですが。
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