産経新聞の記事によると、参院選での与党過半数割れの可能性が伝えられる中、「過半数割れでも石破茂首相(自民党総裁)は退陣しない」との見方が石破政権内や党内で強まっているとのことです。
参院選(20日投開票)に関する報道各社の情勢調査で「参院で与党過半数割れ」の可能性が伝えられる中、「過半数割れでも石破茂首相(自民党総裁)は退陣しない」との見方が石破政権内や党内で強まっている。日米関税交渉という「国難」の最中であることを理由にして、異例の「衆参で少数与党」で続投を図る展開があり得るからだ。

石破首相は当初、参院選の勝敗ラインを「非改選合わせて与党過半数」としていました。
しかし、石破首相が最近では与党過半数に届かない「自公で45議席取れれば」と言っているという報道もあります。
本当に少々負けても辞めないということなんでしょうか。
高橋洋一チャンネルでも「1317回 参院選自公ボロ負けで政界再編へ まさか石破が居座る??」という動画で石破首相が辞めるかどうかということが取り上げられていました。
もし本当に石破首相本人が開き直って辞めないとなると、辞めさせるのは結構たいへんなことなようです。
高橋氏の動画で一点興味深い解説がありました。
今回の参院選で自公が50議席とると、今回非改選の自公の議席は75議席ありますので、3年後の選挙で過半数を取ろうとすると75議席取らないといけなくなります。高橋氏は、3年後75議席なんて無理だよ、と言っています。
参院選で自公で過半数割れすると、自公だけでは当分は過半数をとれなさそうな状況となっています。
ちなみに、高橋洋一氏は7月19日の生放送の「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」で、自公で"41±5"議席と予想していました。(この番組はTVerで見ることができ、7月26日(土)15:00 終了予定となっています)

石破首相は、前回の衆院選で自公過半数割れしました。大敗でした。
東京都議選では、自民党の歴史的大敗でした。
今回の参院選でも自公で過半数割れして大敗しそうです。
普通なら、さすがに石破首相は退陣するとも思いますが、今までも選挙で負けても辞めていません。もしかしたら、石破首相はあれこれ言い訳をして続投するのではという気もします。
自民党が18日に、石破首相が選挙の翌日の21日午後2時に記者会見を開く予定であることを明らかにしました。
選挙結果にかかわらず、何かもう既に決まった発表内容があるのでしょうか。
自民党は、石破首相の元で衆議院で与党が過半数割れして、参議院もほぼ過半数割れしそうです。
自民党の多くの国会議員が、党員投票を覆してまで、石破氏を自民党総裁に選びました。
今後の日本のためにはよいことをしてもらったなと思います。
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