自民党の選対関係者によると、4月の衆院補選全敗を受けて自民党本部が5月に入って内々に全国的な選挙情勢調査を行ないました。
その結果を分析すると、広島1区で岸田首相さえ場合によっては落選の可能性があるとの見方が出たそうです。
自民党選対関係者の話。
「4月の衆院補選全敗を受けて党本部は5月に入って内々に全国的な選挙情勢調査を行なった。その結果を過去の調査のデータも踏まえて分析すると、次の総選挙は全国の1区で自民は劣勢に立たされており、広島1区で負け知らずの岸田首相さえ場合によっては落選の可能性があるとの見方が出た」
報告を受けた岸田首相は、「“まさか、あり得ないだろう”という顔で聞いていたそうです」(同前)というのである。
選挙分析に定評がある政治ジャーナリストの野上忠興氏はこう分析する。
「岸田首相が無党派層の多い都市部の広島1区で圧勝を続けてきたのは、有力な対立候補がいなかったからです。しかし、今回は裏金批判で全国的に自民支持層が自民離れを強めており、公明票も入りにくい。状況は岸田首相も同じか、もっとひどい。次の総選挙で広島1区に有力な対立候補が出馬して事実上の一騎打ちの構図になれば、強い候補と戦った経験がない岸田首相が有効な手を打てるとは考えにくい。現職総理が追い詰められ、小選挙区で敗れる可能性はあるでしょう」
今年5月の広島の府中町の町長選では、岸田翔太郎氏が出陣式で挨拶にたったものの、候補者が大敗したということがありました。
この府中町というのは衆院の区割り変更で次の総選挙から広島1区に編入されるので、岸田氏は力を入れていたということです。
「府中町は衆院の区割り変更で次の総選挙から広島1区に編入される。だから岸田さんは事務所を挙げた支援体制を組んだ。出陣式でも翔太郎さんが挨拶に立ち、選挙で一番注目されていた。しかし、有権者は冷ややかで“総理の威光”は全く通用しなかった」
さらに、広島市議会でも“造反”が起きた。6月に自民党の若手市議が日本維新の会と組んで自民党会派とは別の新会派を結成、「自民離れの動き」と波紋を広げている。
いざ総選挙となれば岸田首相の手足となって選挙活動を支える市議団の分裂は、広島でも首相の求心力低下が急速に進んでいることを物語る。
岸田首相が選挙で落選するかもしれないとのことですが、それを聞いても個人的には全然驚きません。
それはそうだろうなと思います。
LGBT理解増進法、裏金問題の不公平な処分、移民促進、ステルス増税などなど岸田首相のマイナス要素は数え切れません。
個人的には、その中でも核兵器のない世界への促進へ、30億円を拠出したこともかなり納得がいきません。
昨年の9月に岸田首相は国連でそのことについて演説を行い、今年3月には外務省の情報によると、30億円の拠出が決まっています。
誰もが知っているように特に日本の近隣の国々はたくさん核兵器を持ってるのですが、そういう国々には直接働きかけないんでしょうか。
なぜ世界の核廃絶のためにシンクタンクに30億円を支払うんでしょうか。
日本、核なき世界促進へ30億円 研究支援、首相国連演説で表明(共同通信) - Yahoo!ニュース
ちなみに島田先生の投稿によると、岸田首相の国連演説では会場がガラガラだったようです。
血税から新たに30億円出すので「核なき世界」を研究して欲しいと訴えた岸田首相演説。
日本政府国連代表部が全力で動員を掛けたにも拘らず、会場はこの状況(しかもほとんどが中下級スタッフ)。
岸田「核廃絶外交」の一人芝居ぶりを象徴している。
要するに税金を捨てに行ったようなもの
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