大津綾香氏は、政治家女子48党の当時、立花孝志氏が党の代表に任命した人物です。
その後、大津氏と立花氏が分裂し、大津氏のみんなでつくる党と立花氏のNHK党となっています。
国政政党の代表権については、裁判で争われていまして、第一審では大津氏側が勝っていて、現在も係争中です。
ということで、大津氏が立花氏の党を乗っ取ったともいえるような状況になっているようです。
もともと立花氏が代表だった当時に、支援者が党に貸していたお金がありますが、そのお金を、大津氏が返済しない状況となって、「今年3月に債権者申し立てによる破産手続き開始が決定、この間、破産管財人に選任された森利明弁護士が党の財産調査及び債権者の精査などを行って」います。
つまり、みんなでつくる党はほぼ破産状態(大津氏側が抗告中)となっています。
破産管財人の森弁護士が、みんなでつくる党の資産を管理しています。(破産管財人は、破産者が返済を逃れるために勝手に資産を動すということがないように見張る立場です)
破産したみんなでつくる党(旧政治家女子48党)の第1回債権者集会が16日、東京地裁中目黒庁舎で開かれ、債権者約50人が出席。みんつく党側の会計に多くの疑問点が生まれる事態となった。
同党は今年3月に債権者申し立てによる破産手続き開始が決定し、この間、破産管財人に選任された森利明弁護士が党の財産調査及び債権者の精査などを行ってきた。
この日の集会には通常、債務者側に説明義務があるが、大津氏は「破産手続き以外の質問される懸念」を理由に欠席が認められ、党監事で弁護士の豊田賢治氏が出席し、主に管財人から党の財産状況の説明が行われた。
16日に第1回債権者集会があり、それを受けてNHK党は緊急記者会見を開きました。
冒頭、立花氏が政治家女子48党の当時、大津綾香氏を代表に任命した結果このような混乱を招いていることを謝罪していました。
債権者集会では、破産管財人が大津氏側に7000万円を返還するよう要求しているということがあきらかになりました。更にきちんと説明がなされていない使途不明金などもあり返還を求める金額は増えそうな見込みです。
大津氏はかなり悪質な資金の移動を行っていたようです。
7000万円の中には、破産申請が始まったあと、業務委託ということで4150万円を動かしていたものの、実態としては契約書もないという事案もあったそうです。
また、大津氏は自身が代表を務める別の政治団体にも、2000万円を移すということをやっていました。
大津綾香の犯罪確定!破産申立て後に父親の会社に4,150万円!大津綾香後援会に2,000万円!こいつ本当にヤバイ犯罪者だった! - YouTube
お金を貸した人たちは守らなければなりませんので、そのために詐欺破産罪があります。破産法では、債権者の財産的利益を侵害する行為、債権者の平等を侵害する行為などを破産犯罪として定めています。
立花氏は、既に大津氏が悪質な行為をしているとして、詐欺破産罪や窃盗罪(破産管財人に管理が移ったあと、資産の一部を大津氏側が勝手に引き出している)などを警察に届け出る予定とのことです。
【緊急記者会見ライブ配信】破産債権者集会について - YouTube
立花氏が、東京都知事選で「大津綾香!お金を返してください!」のポスターをはっていましたが、これは、今回のみんなでつくる党の破産手続きに関連するものでした。
大津綾香さんお金返して下さい!ポスター完成! この女の正体は説明欄の動画をご覧ください。 - YouTube
ちなみに、みんつく党の大津綾香氏は、逮捕された黒川敦彦氏と関わりのある人物です。
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