岸田総理が2022年に政治資金パーティで1.3億円の利益をあげたそうです。
国民の平均年収(500万円未満)で考えると、この額は軽く20年間分以上の額に相当する金額です。
ポストセブンの記事によると、この岸田首相の金額は、政治資金パーティ「ぼろ儲け」ランキングでは2位となっています。
首相は通常政治資金をパーティを控えるのが普通なようで、首相がこんなにパーティを開くの「異例中の異例」とのことです。
岸田首相の異次元の政治資金パーティ開催ということでしょうか。
この岸田首相の行為は、閣議決定された「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」での「政治資金の調達を目的とするパーティーで、国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する」という定めに対する違反は言い逃れようがないとのことです。
岸田首相は2位につけた。7回開催で合計約1億5510万円を集め、経費は約1901万円。約1億3609万円の利益を得た。利益率も87.7%となっている。
これほど派手にパーティーを開きまくる首相は異例中の異例だろう。
それというのも、2001年に閣議決定された「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」(2014年改正)で、大臣ら政務3役は、〈政治資金の調達を目的とするパーティーで、国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する〉と定めているからだ。
にもかかわらず岸田首相は平然と7回もパーティーを開き、そのうち6回は政治資金規正法で「特定パーティー」に分類される収入1000万円以上の大規模なものだった。なかには収入が3000万円を超えるものもあった。大臣規範違反は言い逃れようがない。
先日、確定申告スタート時には、岸田首相が国民に「適切な親告・納税を」と呼びかけた国会答弁によって、批判が噴出しました。
自分たちはきちんと収支を報告しないで、国民にはきちんと納税しろというのですから、岸田首相の国民への異次元の挑発ですね。
確定申告窓口で批判、クレームなどで荒れているようですが、そうなりますよね、としか言いようがありません。
自民党の国会議員たちは、パーティで大金を集め、収支報告をきちんとしませんし、不記載が見つかっても、修正すればよいだけのようです。
2月5日に毎月勤労統計が公表されました。
それによると、実質賃金が21カ月連続のマイナスとなっています。物価上昇に賃金の伸びが追いついていない状態です。
厚生労働省が6日に公表した2023年12月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比1.9%減少し、21カ月連続のマイナスとなった。物価上昇に賃金の伸びが追いついていない状態が続いている。2023年通年でも前年比2.5%減と2年連続で減少し、マイナス幅が拡大した。
自民党の国会議員はパーティでものすごい額のお金を儲けています。報酬や経費などで年間3000万円以上ももらっています。
一方、世の中ではインフレが進み実質賃金が減っています。
岸田首相の「資産所得倍増プラン」とはなんだったんでしょうか。もしかして、国会議員たちの資産を増やす話だったんでしょうか。
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