中国のスパイ用とみられる気球が、2月4日にアメリカで撃ち落とされましたが、2020年に日本上空でも謎の気球が目撃されていました。
2020年6月17日、仙台市や福島県の上空で、白い球体に十字状の物がぶら下がり、プロペラのようなものがついた飛行体が目撃された。同様の白い球体は21年9月にも青森県八戸市の上空で目撃されている。
当時は、安全保障上の脅威はないということでしたが、今回それについて見直されているようです。
磯崎仁彦官房副長官は6日の記者会見で、「わが国上空で飛行物体が目撃されたことは承知している」「米国の事案との関連性も含め、引き続き分析を進めている」と語った。
アメリカの気球(舵やプロペラがあり、単に風に流されているだけでなく左右に動いているのが確認されている)はモンタナ州の大陸間弾道ミサイルが配備されている基地のあたりを通過したのが問題視されたようですが、日本の場合も基地などがある場所を飛行していていたとのことです。
仙台市の近くには、空自のアクロバットチーム「ブルーインパルス」の本拠地である松島基地(宮城県東松島市)などがあり、青森県八戸市の近くには、航空自衛隊と在日米軍が共同使用する三沢基地(同県三沢市)がある。この地域には安全保障上、重要な施設が集中しているのだ。
当時、安全保障上の問題はないと言っていたのは、河野防衛相(当時)でした。
河野防衛大臣は19日の閣議後会見で、「24時間365日、レーダー、その他で警戒監視を続けている」と強調し、安全保障上の影響を及ぼすものではないとの考えを示しています。
当時の記者会見のやり取りを見ると、河野大臣が気球のことにはなるべく触れたくないかのように、記者からの質問をはぐらかしているようにも見えます。
河野氏は、24時間監視していると言っている一方で、気球が戻ってくるかどうか聞かれて「気球に聞いてください」と回答しています。答えたくなさそうだなと感じる人は多いんじゃないでしょうか。
ちなみに、さささのささやん氏は自身の動画で、河野氏は気球が中国から来たのは知っていたうえで「中国に忖度して、日本の国民を煙にまいたというのが真実だと思います」と予想を語っています。
【河野太郎 隠ぺい疑惑】気球ルート知ってた(中国そん度)【対馬の仏像】日韓和解のシンボルにしたい。は? - YouTube
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