朝日新聞社が、7月1日から、本紙の朝夕刊月ぎめ購読料を、現在の4037円(消費税込み)から4400円(同)に改定するそうです。
また、朝刊の1部売りは160円(現行150円)、夕刊の1部売りは60円(現行50円)となります。
この朝日新聞の値上げの説明の中に、このような文章がありました。
ネット上にフェイクニュースが飛び交う今、新聞の役割は増していると考えています。事実を正確に報じるという報道機関の使命を肝に銘じ、新聞を広げるのを楽しみにお待ちいただけるよう、内容とサービスを一層充実させてまいります。
これ、ユーモアなんでしょうか。
ところで、朝日新聞社の平均年収は、ご存じでしょうか?
これが結構高いです。
下記のダイヤモンドオンラインの記事にありますが、1228万円(20年3月期の有価証券報告書)です。
日本人の平均給与は、436万円(国税庁調査)ということなので、朝日新聞社の1228万円というは、その2.8倍です。
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2019/pdf/001.pdf
(国税庁 民間給与実態統計調査結果)
朝日新聞社では、赤字が膨らんでいます。そのため、今年はじめにリストラも行われています。
リストラを行ったり、新聞の値上げを行ったりして、このような高い年収を維持しようとしているようです。
しかし、新聞業界全体で発行部数も減っており、紙面の内容はさておいても、なかなか大変そうに思われます。
ちなみに、維新・松井代表は、朝日新聞の値上げに対して、このように述べています。
値上げで赤字をカバーしようとしたら大失敗すると思う。
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