安倍晋三前首相は22日、東京都内で行われた講演で、朝日新聞の報道について「なかなか、捏造(ねつぞう)体質は変わらないようだ」と批判しました。
この発言をされた講演というのは、「日本国憲法のあり方を考えるシンポジウム3」のことです。
4/22にシンポジウムが開催され、それがライブでオンラインでも配信(一般料金3,000円)されていました。
実は、私はこの発言を配信で視聴してました。
朝日新聞について婉曲的な表現をされていたあと、急にこの「なかなか、捏造(ねつぞう)体質は変わらないようだ」という切り込んだ発言をされて、本当のこととはいえ、そこまで発言されるとは、と驚きました。
別のニュースでは、このシンポジウムでの、国民投票法の議論について取り上げられています。
安倍前首相は、改憲手続きを定めた96条について「国会議員の3分の1ちょっとが改正反対であれば、国民の半数以上が賛成であっても改正できないのは、いかがなものかと今でも思う」と述べられていました。
実際、最近の世論調査で、憲法改正に「賛成」が過半数を超えています。
そして、国民投票法改正案の今国会採決を「すべきだと思う」が過半数を超えている状況です。
国会での憲法改正の審議がなかなか進まないようですが、ぜひ進めていただきいものだと思います。
参考までですが、以下が「日本国憲法のあり方を考えるシンポジウム3」のサイトです。(まだアーカイブ公開期間があるので、申込めば見れるようです)
シンポジウムは、前半が櫻井よしこ氏の講演で、後半が安倍晋三氏、櫻井よしこ氏、ケント・ギルバート氏、有本香氏のパネルディスカッションという構成でした。
ちなみに、今回のシンポジウムは開催が決まったあとに安倍氏の登壇が決まったそうで、それが決まってからチケットの売れ行きが伸びたそうです。
今回のシンポジウムでは、色々な興味深い話を聞くことができてためになりました。
(↓ランキングに参加しているのでクリックしていただけると幸いです)