国会が閉幕しました。
日本では、ウイグル人への苛烈な人権侵害を行う中国政府に対する非難決議が結局採択されませんでした。
6月11日の産経新聞のニュースによると、立憲民主、国民民主両党が決議案を了承していました。
結局、与党である自民党と公明党のために決議案が採択されませんでした。
一部で公明党が了承しないのが原因だという話も出ていましたが、自民党も了承しなかったとのことです。
そのことが、ジャーナリストの有本氏の記事に、リアルな感じで書かれています。
下村博文政調会長、古屋圭司元国家公安委員長、高市早苗元総務相、長尾敬衆院議員が、二階氏と林氏、森山裕国対委員長をそれぞれ訪ね、「対中非難決議文」の国会提出承認を求めたときの状況が書かれています。
親中派として知られる二階幹事長がサインしようとしたのを止めた方がいたそうです。それが記事に書かれています。
公明党の方は、自民党の責任としています。しかし、公明党は決議案を了承したわけではありません。
結局自民党と公明党の両方に原因があったといえると思います。
自民党内にも、ある国の影響力がかなり及んでいて、決議案が採択されなったという状況は個人的にはちょっと不安です。
対中非難決議文の承認を求めていた長尾議員が、先週の時点で、ツイートされています。それが、よくない意味でかなり印象に残っています。
敵は身内に侵入している! https://t.co/Lm8Tqo7vdR @YouTubeより
— 衆議院議員 長尾たかし (@takashinagao) 2021年6月11日
敵は身内に侵入してきています。
言葉を相当選んでおりますが、最も大切なところを牛耳られています。
このままでは、チベット、ウイグル、南モンゴル、香港の今が、将来の日本になってしまう。
皆さんの力を貸してください。 pic.twitter.com/MNoFVuxe07
ところで、上記の有本氏の記事(6/17 夕刊フジ掲載)に関連してだと思われますが、自民党幹事長室から文書が届いたそうです。
個人あてに文書が届くというのは、余計に有本氏の記事の信憑性を感じてしまいます。
【自民党幹事長室】から、私宛てに文書が届きました。内容はSNSでは明らかにしませんが、来週には何らかの形で返信申し上げようと思います。 https://t.co/3HFtTrwzkn
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2021年6月18日
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