日本保守党の11月11日の大阪街宣では、警察の中止要請があり、途中で中止となりました。
夕刊フジでこの件について取り上げられています。
ベストセラー作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げた「日本保守党」が11日、大阪・梅田で初めてとなる「大阪街宣」を行った。ところが、大阪府警が、想定以上の人が集まって危険があるとして中止を要請し、わずか30分で終了した。「人が倒れている」との通報が府警にあり消防車と救急車計23台が出動したが、搬送者は確認されていない。
夕刊フジは、23台もの消防車の出動について、大阪市消防局に確認しています。大阪府警からの要請があったためとのことです。
大阪市消防局に当時の状況を聴くと、午後5時54分ごろに府警本部から、街宣現場に「負傷者が多数いる」との連絡があり、消防車と救急車計23台が出動した。搬送者は確認されなかったという。
有本香氏が夕刊フジの取材に答えた中で、不可解だった点についてもコメントしています。
サイレンで演説が聞こえなくなったので中断を決めた。(中略) 不可解なのは『街宣をやめます』と言った途端にサイレンがやんだことだ。通報も悪意のある虚偽通報ならば憲法で保障されている権利(集会や言論、表現の自由)の侵害になるので気になる。
この不可解な点については、百田氏も自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を行っています。
通常は、緊急出動で現場に急ぐときに時にサイレンを鳴らし、現場に着いたらサイレンは消すものなのに、今回のケースでは現場でもずっとサイレンが鳴っていたことを、百田氏は指摘しています。
そして、演説が終わりとなったらサイレンが鳴りやんだそうです。
このような状況だったのなら、何らかの意図が働いていたとしても不思議ではないなと思います。
大阪街宣後、有本氏が警察に事実確認したり、経験者に聞き取りを行ったりしてかなり状況を把握しているようです。11月14日のあさ8でもその話題が出ていました。
さすがジャーナリストだなと思いました。
ただ、百田氏が上記のライブ動画で指摘していましたが、ジャーナリストである有本氏はかなり情報を集めているものの、自分が当事者なのでやりにくいところはあるようです。
また、有本氏は街宣後に直接ヨドバシカメラに謝罪を申し入れたそうです。さすがだなと思いました。
そして、日本保守党は、大阪街宣後に速やかに声明を出しています。
ここらへんも素早い対応だなと感心します。
百田氏が、現地では人は多かったものの整然としていて危険な感じはしなかったことをライブ動画でも強調していました。
私が現場で見た印象も同様でした。
百貨店などの新年の福袋セールに殺到する人々とは大違いで、皆さんマナーよく演説を聞いていました。
新橋の街宣でもそのような指摘がされていましたが、同じような感じだと思います。
百田氏と有本氏が再度大阪で街宣をすることを言っています。
次回行けるようだったら、今度はしっかりと現地で演説を聞いてみたいと思います。
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