アメリカ政府が1月19日、中国政府がウイグル人などのイスラム教徒系少数民族に対しジェノサイド(大量虐殺)を行っていると認定しています。
カナダの下院が2月22日、中国当局が新疆(しんきょう)ウイグル自治区のウイグル族などのイスラム教徒少数民族に対し、国際法上の犯罪である「ジェノサイド(民族大量虐殺)」を行っていると批判する動議を採択しました。
オランダ議会は2月25日、中国新疆ウイグル自治区の少数民族ウイグル族の状況について「ジェノサイド(集団虐殺)」と認定する動議を可決しました。
茂木敏充外務大臣は、「重要なのはどのような表現が使われるかよりも、国際社会が一致して新疆ウイグルの人権問題に懸念している、改善が必要であると一致して訴えかけることだ」と答弁しています。
【国際社会が一致して】立憲民主党・松原仁「新疆ウイグル自治区でのジェノサイド(民族大量虐殺)であるか、どうか」
— Mi2 (@mi2_yes) 2021年2月26日
茂木敏充外務大臣「重要なのはどのような表現が使われるかよりも、国際社会が一致して新疆ウイグルの人権問題
に懸念している、改善が必要であると一致して訴えかけることだ」 pic.twitter.com/pLWCujPfKy
この答弁からは、ジェノサイドとは答えたくなさそうな気配が伝わってくるのですが、実際のところどうなんでしょう。
先日も外務省職員がウイグルでジェノサイドは認められないというニュースもありました。
茂木大臣が「国際社会が一致して」ということであれば、日本政府にも、早く国際社会に訴えかけていってほしいです。
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