LINEで、他のユーザーに自分の写真が表示されるというトラブルが発生しました。
他のユーザーに自分の写真が表示されたユーザーは、国内で約7万人、海外を含めると約13万5000人と推定されています。
サムネイル画像を作るシステムアップデートで、プログラムに不備があったことが原因ということです。
LINEヤフーは12月5日、「LINE」のトークルームで写真を共有・保管できる機能「LINEアルバム」で起きたサムネイル画像の誤表示について、影響範囲と原因を公表した。他のユーザーに自分の写真が表示されたユーザーは、国内で約7万人、海外を含めると約13万5000人と推定している。サムネイル画像を作るシステムアップデートで、プログラムに不備があったことが原因という。
別の記事を見ると、恥ずかしい画像が出てくることもあったそうです。
今やだれでも簡単にスクリーンショットがとれるので、LINEヤフーからは削除の協力の依頼が出ています。
他人の写真が誤表示された人
「妻との旅行の写真を一緒に見ていて、いきなり裸の写真があったので。これなんか困ったなというのが第一声。多分、妻が最初に見つけたら、すぐに僕が変なもの保存したなと疑われると思って。まず、そこが気になりました」
LINEヤフー
「不具合発生時の表示内容をスクリーンショット等で保存していた場合、当社による削除ができないため、皆様のご協力が不可欠となります。本不具合を踏まえて、手元に表示された他のユーザーのサムネイル画像を含むスクリーンショット等をSNS等へ投稿しないようお願いいたします」
表示された写真をSNSなどで拡散させてしまうと民事上の責任が問われる可能性もあるといいます。
最近では、飲食店の注文でLINEを利用する店舗などもあって、LINEがますます活用されている印象です。
一方、何年も前から、LINEはサーバーを日本国外に置いていたり、中国人へ業務委託したりして、問題点が指摘されていました。海外に持っていかれた情報は日本の法律では守られないという指摘もありました。
今年も総務省がLINEヤフーに異例の2度の行政指導を行っています。
1度目の行政指導が「通信の秘密」の漏洩に対して出されました。
最初の行政指導を受けて4月1日に提出された報告書の内容について「通信の秘密の保護」と「サイバーセキュリティーの確保」の観点から対策が不十分だとして、異例の2度目の行政指導に至っています。
総務省は2024年4月16日、LINEヤフーに対して2度目の行政指導を実施した。2024年4月1日に同社が総務省に提出した報告書に対する行政指導だ。総務省は2024年7月1日までに措置の履行状況や実施計画について新たに報告を求めた。異例と言える2度目の行政指導の背景にはどのような理由があるのか。
総務省は同事象について、2024年3月5日に電気通信事業法で定める「通信の秘密」の漏洩があったとして、LINEヤフーを行政指導した。これが1度目の行政指導だ。この指導の際にLINEヤフーに対して、2024年4月1日までに再発防止に向けた取り組みに対する報告書の提出を求めた。これを受けて4月1日に提出された報告書の内容について「通信の秘密の保護」と「サイバーセキュリティーの確保」の観点から対策が不十分だとして、2度目の行政指導に至った。
結構多くの人がLINEを使っているようですが、LINEを当然のように信頼しているということでしょうか。
個人的には、何年か前にLINEの使用をやめています。
以前、LINEはサーバーの場所について、利用者に事実と異なる説明をしていたこともありました。
そもそも、今回のLINEヤフーの誤表示トラブルの発生原因はプログラムの不備とのことですが、それを信じていいのでしょうか?
今までのこの会社の行いを見ていると、何か裏があるんじゃないかと思って、発表を額面通りには受け取れないのですが・・・。

LINEアプリのアルバム機能における不具合のお知らせとお詫び|LINEヤフー株式会社
(↓ランキングに参加しているのでクリックしていただけると幸いです)