日本保守党の百田代表が23日に、全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会に参加しました。
百田氏があいさつを行い、「この問題、はっきり言って、日本政府の怠慢だと思っています」と政府の対応を批判しました。
また、「私の目から見て、今の日本の政府、内閣は本当にこの問題に真剣に立ち向かっているとは思えません。というのは制裁が全然足りません」と話し、経済制裁の徹底を訴えています。
更に、北朝鮮に融和的な対応をしている「日朝国交正常化推進議員連盟」にも言及し、「議連の一番の目的は日朝国交正常化ですよ。しかしながら、この拉致問題が解決しないのに、日朝国交正常化もあったもんじゃないですよ」として、解散または活動停止を求めました。
日本保守党の百田尚樹代表が23日、北朝鮮による拉致問題に関する日本政府の姿勢を痛烈に批判した。被害者の家族会などが主催し、東京都千代田区で開かれた国民大集会集会で「この問題、はっきり言って、日本政府の怠慢だと思っています」と述べた。
百田氏はあいさつで、「私の目から見て、今の日本の政府、内閣は本当にこの問題に真剣に立ち向かっているとは思えません。というのは制裁が全然足りません」と話し、経済制裁の徹底を訴えた。
批判の矛先は、集会に出席したほかの政党にも向けられ、「政治家の皆さんは啓発運動が大切、あるいは国民世論の盛り上げやと(言ったが)、そんな時期はとっくに越えてますよ」と語った。超党派の国会議員でつくる「日朝国交正常化推進議員連盟」にも言及し、「議連の一番の目的は日朝国交正常化ですよ。しかしながら、この拉致問題が解決しないのに、日朝国交正常化もあったもんじゃないですよ」として、解散または活動停止を求めた。
https://youtu.be/y6GKIbOQR_0?t=6148
動画を見ると、百田代表の迫力のある真剣なスピーチに、聴衆から拍手が多く起こっていました。
日朝議連(石破首相、中谷防衛大臣、岩谷外務大臣などがメンバーとして活動)の活動停止について百田氏が発言したときにも、会場には大きな拍手が沸き起こっていました。
この集会に参加している方々は、百田氏が述べていてことに非常に共感して、期待したのではないかと思います。
百田氏の真剣で迫力のあるスピーチのあと、国民民主党、維新は拍手をしていましたが、なぜか自民党、公明党、立憲民主党は拍手をしていませんでした。
#日本保守党 百田尚樹代表のスピーチの後、国民民主の玉木代表、維新の東代議士以外の自民、立民、公明の代表者は拍手をされませんでした。百田代表や我々は石破総理、林官房長官のスピーチの後にも拍手しましたのに。自民、公明、立民さん、あなた方の「敵」は北朝鮮ではないのですか。
#日本保守党 百田尚樹代表のスピーチの後、国民民主の玉木代表、維新の東代議士以外の自民、立民、公明の代表者は拍手をされませんでした。百田代表や我々は石破総理、林官房長官のスピーチの後にも拍手しましたのに。自民、公明、立民さん、あなた方の「敵」は北朝鮮ではないのですか。 https://t.co/KrVrAencmI
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2024年11月23日
ちなみに、この拉致の国民大集会にはれいわ、参政党などは出席していませんでした。
昨日開催された拉致の大会
参加したのは自民、公明、りっけん、維新、国民、保守のみ
昨日開催された拉致の大会
— 一色正春 (@nipponichi8) 2024年11月24日
参加したのは自民、公明、りっけん、維新、国民、保守のみ
そういう事です
一色氏は「そういう事です」と書いていますが、このあたりの点についてあさ8で有本氏が解説していました。
この大集会に参加するためには、その党に拉致対策本部のような組織があるかどうかが基準になるとのことです。日本保守党は11月6日に「北朝鮮による日本人拉致問題対策本部」を設置していました。
日本保守党のこの対策本部のニュースリリースが出たときはちょっと唐突だなという印象だったのですが、今回の国民大集会の参加には必要だったということでした。
そして、形だけではなく島田洋一議員がまず最初に拉致問題関係で質問主意書を出したのも一連の流れだったということです。
救う会の副会長をしていて、拉致問題に精通している島田議員により、今後拉致問題が進展するといいなと思います。
ちなみに、島田議員の『トランプで世界はこう変わる!』によると、アメリカ人にも拉致された人はいて、拉致問題は日本だけの問題でもなく、アメリカとの連携というのもあるようです。
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