自民党女性局のフランス研修が、パリのエッフェル塔前で撮影したおどけた写真や豪華なランチ写真などがSNSに投稿されたのをきっかけに、物議を醸していました。
自民党女性局のメンバー37人が参加したものの、フランスでの研修は、行程表によると3泊5日でたった6時間ほどだったということも報じられています。
フランス研修の報告書が待たれるところです。
しかし、Smart FLASHの記事によると、なんとこの報告書は既に提出されているとのことです。そして、この報告書は公表予定にないとのことです。
そこで自民党本部の女性局に「公表予定」を問い合わせてみると、驚くべき回答が返ってきた。
「報告書は既に取りまとめております。今後、来年の女性局の活動方針を決定する過程である『女性局ブロック会議』において研修会のあり方や報告書に書かれている内容を具体化していくための内部資料として活用する予定であります。なお、組織内の研修会ということ、および内部資料という観点から公表する予定はありません」
要は、内部資料ということで、公表しないというのだ。こんな不条理に国民が納得すると、自民党は本気で思っているのだろうか。
Smart FLASHの9月上旬の別の記事によると、松川議員が後援組織の会合で、フランス研修について、「毎日、毎日、デマが流され」ていたと言っていたそうです。
7月末、私が女性局長として(参加した)自由民主党の女性局の、5年ごとの定例研修であります。
例年、同じような時期に、同じような規模で、同じような場所に行くんですけども、私が投稿した不適切なもので、日々、懸命に暮らしている国民のみなさまの神経を逆なですることをしてしまった、信を失ってしまったと思って深く反省したところであります。
そのなかで、しかし日々、毎日、毎日、デマが流され、自分自身が廃人になるのではないかと思う、つらい日々が3週間、4週間もありました。
デマだというなら、きちんと説明すればよいだけじゃないでしょうか。
きちんと説明もせずに後援組織の集まりでだけ、こんなこと言っていているなんて、何といういやらしい人間だ、・・・という声が聞こえてくる気がします。
やはり、3泊5日でたった6時間の37人での研修では、どんなに頑張っても公表できるような報告書はできなかったのでしょう。
そして想像するに、自民党内部では、今度同じような「フランス研修」に行く場合は、絶対にSNSに発信するなという指示が出たのではないでしょうか。
議員の行動が批判されても無視。まったく無視。
これが今の自民党ということですね。
物議を醸した自民党女性局の仏研修の報告書は既に“提出済み”との事。だが自民党は内部資料という観点から「公表する予定はありません」と。松川るい氏の子連れ旅行の理由や空白の1日半の説明等々“疑問はそのまま”。小渕優子氏も木原誠二氏も、正式な会見はなし。これが自民党
物議を醸した自民党女性局の仏研修の報告書は既に“提出済み”との事。だが自民党は内部資料という観点から「公表する予定はありません」と。松川るい氏の子連れ旅行の理由や空白の1日半の説明等々“疑問はそのまま”。小渕優子氏も木原誠二氏も、正式な会見はなし。これが自民党 https://t.co/kKrAIgaj5U
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) 2023年9月22日
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