時事通信が10月11日~14日に実施した世論調査で、石破内閣の支持率は28.0%でした。発足時としては、2000年以降の歴代内閣で最低を更新しています。
時事通信が11~14日に実施した10月の世論調査で、石破内閣の発足後初の支持率は28.0%だった。発足時としては、2000年以降の歴代内閣で最低を更新。岸田内閣で最後となった9月調査の18.7%は上回ったが、政権維持の「危険水域」とされる2割台にとどまる厳しいスタートとなった。
時事通信の世論調査より前に、共同通信社が石破内閣発足直後の10月1日と2日に世論調査を実施しています。
結果は内閣支持率が50・7%となっていて、調査方法の違いはあるようですが岸田内閣(55.7%)、菅内閣(66.4%)、第二次安倍内閣(62.0%)より低い数字となっていました。
共同通信社が石破内閣発足を受け1、2両日に実施した全国緊急電話世論調査で、内閣支持率は50・7%となった。不支持率は28・9%だった。
調査手法が異なるため単純比較できないが、最近の内閣発足時の支持率は、2021年10月の岸田内閣が55・7%、20年9月の菅内閣が66・4%、12年12月の第2次安倍内閣が62・0%。
この共同通信の結果(50.7%)について、百田氏が動画を上げています。石破内閣の発足直後の支持率について、内閣発足直後の支持率を過去にさかのぼって調べて、考察していました。
百田氏がまとめていたデータによると、なんと共同通信の50.7%は、自民党が下野した麻生内閣の支持率と同じレベルということです。
https://youtu.be/d-GDQCtWJo4?t=1041
今回の時事通信の世論調査では、自民党の支持率28.0%は2000年以降歴代内閣最低ということです。
つまり自民党が民主党に政権を明け渡したときよりも支持率が低い水準ということでしょう。
ちなみに、百田氏の動画のタイトルにも入ってますが、石破氏は「長年『総理にしたい男』アンケートでは不動の1位だった」はずなのに支持率が驚くほど低いです。
でも実際には、メディアが石破氏を勝手に持ち上げてると思っていた人は多いと思いますし、そういう方々はこの支持率を見ても驚かないと思います。
衆院選では自民党が単独で過半数の議席をとるかどうかが争点という報道もありますが、こういう世論調査の数字を見ていると自民党が大惨敗しても全然不思議ではないと思います。
選挙をすぐにやらないと言っていたことをはじめ、石破氏が総裁選で言っていたことと、総理大臣になってからでは言っていることが正反対になったりしています。
元々の石破氏の政策に期待していた人も、そうでない人も、この人は嘘つきなんだなと認識してきているのではないでしょうか。
衆院選についても、以前の発言から一転して、追加で非公認や比例との重複立候補を認めなかったりするなど、一貫性がなさすぎです。
今月に入って、石破氏や小泉進次郎氏の不記載も報道されています。
三枝玄太郎チャンネルによると、10万円程度の不記載で比例重複を認められていない議員もいるそうです。不記載が100万円を超えている石破氏や698万円の不記載を指摘されている小泉氏は、自分たちをどのように処遇するのでしょうか。
旧石破派、パーティー収入不記載 首相「事務的ミス」と謝罪:時事ドットコム
三枝玄太郎チャンネル:石破茂首相、今日も不記載が発覚 20万円、併せて102万円 5年間で10万円の不記載で「裏金」扱いされ、重複立候補できない旧安倍派議員に比べ、自分には大甘
自民・小泉進次郎氏に告発状 過少記載容疑、大学教授:東京新聞 TOKYO Web
たった3週間で、石破首相は発言内容がどんどんかわる信頼できない人だというのが、多くの人に伝わっていると思います。
それが、支持率28%という低い数字となっている大きな理由のように思います。
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