中国は、覇権主義を着実に進めています。
中国の立法機関、全国人民代表大会(全人代)の常務委員会は29日に北京で開いた会議で、海事当局の権限を強化する「海上交通安全法」の改正草案を可決しました。
2月に施行された「海警法」に続く海洋権益の維持や強化につながる措置で、中国が独自の領有権主張を展開する尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺海域や南シナ海で緊張が高まる恐れがあります。
中国自然資源省は、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む海域で、衛星画像データなどに基づいて作成した地形図や報告書を27日までに公開しました。
同日付の中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は「強い外交的なシグナルを含んでいる」との専門家の見方も伝えていて、尖閣諸島に対する領有権を主張する措置とみられます。
そして、尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは76日連続だそうです。
中国船が来ているのは、最近突然というわけでもありません。尖閣漁船衝突事件も10年以上たちます。
中国外相が日本の外相の前で尖閣は中国の領土だと言ったのももう半年も前のことです。
中国側は法律も改正したり、色んな手段を使って覇権主義を進めています。
日本政府にも必要なことをどんどんやっていただきたいです。
最近発表された、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の軍事費についての資料によると、中国の予算は、2520億ドル(アメリカに次いで世界で2位)で、日本の5倍となっています。
https://sipri.org/sites/default/files/2021-04/fs_2104_milex_0.pdf
こういうのを見ると、ますます心配になります…。
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