昨年秋で、中国船衝突事故から10年経過しました。
中国船が海上保安庁の船に衝突してきて、船長がとらえられたものの、のちに釈放されたという事件です。
当初、関係当局は事実を伏せていましたが、ある海上保安官が、事件の映像を"sengoku38"という名義でYoutubeにアップして、事実が明るみに出て、世間を騒がせたニュースです。
(尖閣に中国船が連日来ていますが、中国船は10年も前にこのような行動をしています)
10年経った昨年2020年秋、前原元外相が、拘束していた中国漁船の船長の解放は、民主党の菅直人氏(当時首相)の指示だったと証言しました。
証言によると、横浜でのAPEC開催を控えているため、その前に船長を釈放させるよう圧力をかけたということらしいです。
去年のこの前原氏の発言は、結構大きなニュースのような気がしましたが、周りの人に聞いても知っている人がいませんでした。
ほとんどメディアで取り上げられていなかったようです。
ちなみに、菅直人元総理は、この件を否定されています。
https://twitter.com/NaotoKan/status/1303291513036701696?s=20
尖閣諸島は我が国固有の領土であり、尖閣諸島をめぐり、解決すべき領有権の問題は存在していない。尖閣中国漁船衝突事案は、中国漁船による公務執行妨害事件として、我が国法令に基づき、厳正かつ粛々と対応したものである。指揮権を行使しておらず、私が釈放を指示したという指摘はあたらない。
— 菅直人（Naoto Kan） (@NaotoKan) 2020年9月8日
もしも、元総理が関わってたとすると、かなり大きなニュースだと思うのですが、ほとんどメディアはとりあげていなかったようです。
検証されてもいいんじゃないかと思いますが、なぜこんなにスルーされたのでしょうか。
前原氏の発言は検証にも値しない、ということなんでしょうか。
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