中国が、尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域内に大型の観測ブイを設置しました。観測ブイが設置されたのは、昨年7月と見られています。
岸田政権はいまだに具体的な手段を取っておらず、観測ブイは数か月放置されたままになっています。
中国の研究者が、そのブイの観測データを基に少なくとも4本の学術論文を発表していることが判明しました。
これにより、尖閣周辺海域の管轄権の既成事実化も狙っているとみられます。
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内に中国が大型の観測ブイを設置している問題で、中国の研究者が、ブイの観測データを基に少なくとも4本の学術論文を発表していることが11日、分かった。ブイのデータを活用することで、尖閣周辺海域の管轄権の既成事実化も狙っているとみられる。
13日の衆院外務委員会で、中国ブイ撤去について、松原仁氏が上川外相に繰り返し質問しました。
しかし、結局のところ上川外相は中国ブイを撤去する気は全然なさそうです。
昨年11月には、岸田首相が中国に要請はしたものの、無視されたままです。
ブイを巡っては昨年7月に尖閣の北西約80キロで中国の海洋調査船による設置が確認されて以降、岸田文雄首相が昨年11月の日中首脳会談で習近平国家主席に対し即時撤去を求めるなど、外交ルートを通じて中国に撤去要請を行っているが、中国側に応じる気配はない。
映像を見ると、上川外相があまりにきちんと答えないので松原議員も口調も強くなっています。
多くの人が、この上川外相の答弁を見ると憤りを感じるのではないでしょうか。
https://x.com/JapanLobby/status/1767846112751476984?s=20
上川外相は、国際法上の規定がないから撤去しないと発言しています。しかし、規定がないなら自国のEEZに勝手に設置されたものなので撤去したらよいのではないのでしょうか。
ルールがないから相手の好きなままにさせるというのはいかがなものかと思います。
日本の外相なら日本のために行動して頂きたいです。
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