1月31日に、沖縄県石垣市による尖閣諸島の海洋調査が実施されました。
10年ぶりのことだそうです。
10年前および今回の調査で主導的立場で同行した、山田吉彦教授が虎ノ門ニュース(2/15(火))にゲストに招かれ、この尖閣海洋調査が特集されていました。
山田教授は、今回の調査について、地上波の局と話をしたそうですが、10年ぶりの海洋調査にもかかわらず、北京オリンピック中にはこういう話はできません、と言われたそうです。テレ朝、TBSからは明確に言われたそうです。
10年前の調査は、東京都が真剣に購入するための調査だったそうです。当時、石原都知事主導で、約14億円の寄付金が集められていました。
しかし結局、日本政府(民主党政権)が東京都よりも高額を支払い、尖閣諸島は国に購入さることとなりました。
山田教授は、中国が日本政府に圧力をかけて、国に買わせたのではないかとの推測を述べていました。(東京都が所有している方が、中国は手を出しにくくなるようです)
今回、10年ぶりの調査でした。どうして10年かかったかというと、当時の民主党政権が「何もしない」(尖閣諸島に上陸できないなど)という暗黙のルールを作ったからだそうです。
吉田教授によると、極めて中国に近かった岡田副代表によってそういう方向に導かれたという情報があるそうです。
今回の計画は5年がかりで実施されています。
あと、驚いたのは政府内にスパイがいるかもしれないということでした。それを配慮し、海上保安庁の長官に直接話を持っていったりして慎重に計画は進められたそうです。
1月31日に、海洋調査が実施されました。
合計5隻の海上保安庁の船が、海警局の船2隻から、調査船を護衛していました。
映像では、手前の海上保安庁の船2隻(緑)が、中国海警局の船をガードしているのが見えます。
ちなみに、今まで調査で春節の前の時期が一番、海警局の船の数が2隻くらいで少なくなるというのが分かっていたため、この時期を狙って調査したそうです。
あと、一週間程度は2月15日(火)のアーカイブが見れると思いますので、興味がある方はぜひ。
いつも思いますが、尖閣諸島は日本の領土なのに、上陸するのに政府の許可が必要というはおかしな話ですね。(なかなか許可されないようですし)
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