今年3月、大阪・関西万博の会場西側にある来場者用トイレの建設現場で爆発事故が発生しました。
事故から3か月が経って、7月2日に初めて現場が公開されました。
万博会場“メタンガス爆発の現場”メディアに初公開「5m以上にわたりコンクリートが削られています」(2024年7月2日) - YouTube
万博の会場である夢洲(ゆめしま)は元々、ごみの最終処分場にするために埋め立てられてできた土地です。
爆発事故が起きた場所は産業廃棄物が埋め立てられているため、地中からメタンガスが常に発生しているそうです。
博覧会協会は先週、開催期間中の安全対策として換気装置やガス検知器の設置などを行うと発表しました。また、会期中は毎日メタンガスの濃度をホームページなどで知らせるとしました。
ガス爆発があってから3ヶ月経って現場を初公開とは、博覧会協会の対応がすごいなと思います。
また、協会は当初現場の写真を1枚しか公開していなかったそうです。
ちなみに、万博会場の見学会が実施されていますが、参加者は自由に写真をとれないとの情報もありました。
なかなかの隠蔽体質だなと感じますし、公開するとまずいものがありそうだなとも思います。
先週協会が発表したメタンガスの濃度をホームページで毎日公開するというを対策としてあげているのも驚きました。
行く人がその数値を見て、爆発がおこりそうか、安全かどうか判断するというのでしょうか。
そもそも万博のような大規模なイベントは絶対に安全でなければならないと思うのですが。
万博には、大阪だけでなく、国も費用を負担するということだったと思います。
このような危険そうなイベントにあまり税金を使っていただきたくないなと思います。
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