日本保守党が、10月27日(日)に投開票が行われる見込みの衆議院議員選挙について、候補予定者の情報を公開しました。
小選挙区では、10/3(木)時点での予定者として、既に報じられた河村たかし氏を含め4人の名前があがっています。
大橋氏は、河村たかし氏が代表を務める地域政党の減税日本の役員の中に名前が載っています。
竹上ゆうこ氏は、日本保守党の東三河支部の支部長であり、以前から河村氏が記者会見で国政に送り出すと言っていた人物です。竹上氏は、減税日本の三河支部長でもあります。
愛知には減税日本の基盤やリソースがありそうなので、小選挙区での候補者の擁立は納得です。
《小選挙区》10/3(木)時点での予定者
愛知 1区 河村 たかし(現 名古屋市長)75歳 男性
愛知 3区 大橋 とおる(学習塾経営/元団体理事)59歳 男性
愛知 4区 麻生 ちさ(フリーアナウンサー)47歳 女性
愛知15区 竹上 ゆうこ(元教員/豆腐店女将)64歳 女性
日本保守党は、現状では小選挙区と比例ブロックで重複立候補できません。
比例ブロックとしては、①東京ブロック、②北関東ブロック、③南関東ブロック、④東海ブロック、⑤近畿ブロックから名簿届出を行うとのことです。
つまり、関東、東海、近畿に住んでいる人は、衆議院比例ブロックで、「日本保守党」に投票できることとなります。
日本保守党は政党要件を満たしていない「政治団体」であるため、小選挙区と比例代表の重複立候補ができません。比例ブロックについては、定員の5分の1以上の人数を届け出ることにより「名簿届出政党」と認められます(党名での投票が可能となる)。
《比例ブロック》10/3(木)時点での予定
下記5ブロックの定員の5分の1以上を名簿掲載して「届出政党」となる予定です。
①東京ブロック(定数19)/②北関東ブロック(定数19)/③南関東ブロック(定数23)/④東海ブロック(定数21)/⑤近畿ブロック(定数28)
https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo03.html#chapter1
政党要件としては、国会議員が5人以上か、衆院選の得票率が2%以上のいずれかを満たせば政党として認められます。
▼政党要件 日本では政党助成法、政治資金規正法、公職選挙法でそれぞれ政党要件を定めている。要件はほぼ共通しており(1)現職の国会議員が5人以上いる(2)前回の衆院選か、前回か前々回の参院選での得票率が2%以上――のいずれかの条件を満たせば「政党」として認められる。ただし、政党助成法では(2)のケースでも国会議員が1人以上所属していることが必要だ。
日本保守党が政党要件を満たすのは、どちらの条件も満たす可能性が十分ありそうに思えます。
ちなみに、島田洋一先生はXに「来たる総選挙で日本保守党は5議席から最高15議席取るだろう。」と投稿していました。
https://x.com/ProfShimada/status/1840762103659123045
8月から、日本保守党は群馬、愛知、東京、関西とキャラバンを続けてきて認知度がどんどん上がってきてそうです。
日本保守党から国会議員が何人か誕生しそうで、政党要件の条件も満たしそうですので、今月下旬の衆院選が非常に楽しみです。
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