マイナーニュース備忘録

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ナザレンコ氏への、「吐き気を催す」橋下徹氏の発言

橋下徹氏は、ロシアのウクライナ侵攻以降、ロシアをほぼ非難せずに、ウクライナには戦わずに逃げた方がよいという主張を続けていました。ウクライナ人のナザレンコ氏は、そのおかしな主張に対してまっとうな反論をしていました。

 

3月24日に、ナザレンコ氏が北海道への向かうというツイートしました。

 

 

橋下氏がこれに対して、ナザレンコ氏が北海道に遊びに行くのを非難するようなツイートを10個くらいしています。そこから一部抜粋します。

 

「戦地の自国の仲間たちに、徹底抗戦だ!一般市民の犠牲も已むなし!と叫びながら、自分は日本の北海道を楽しむ姿の矛盾、滑稽さに気づいて欲しい。

 

 

「お金がないから逃げられないという一般市民の状況の報道もある。他方、あなたのように北海道に行ける人もいる。あなたはそこに何かを感じませんか?あなたの主張は戦地の戦闘員が言うなら納得できる。しかしあなたは日本の北海道を楽しんでいる。

 

 

「あなたも雑誌に意見を出す存在なので批判対象にさせてもらうが、あなたがもし今北海道を楽しむなら、それは外出自粛要請中にクラブに通った国会議員の比にならないくらい批判される行動だと思う。

 

 

 

結局、ナザレンコ氏の北海道行きの目的は、自衛隊駐屯地での講演でした。

ナザレンコ氏は、ロシアの侵攻が始まった当初、ウクライナ大使館より日本人義勇軍の話が出たときに、通訳として現地でのサポートを志願して、ウクライナ大使館に相談に行ってます。そんな人が、娯楽で北海道に行くはずないとは思っていました。

ナザレンコ氏は、P.S.で書いているように、橋下氏に対して、必要な反論はする程度で、あまり相手にしていませんでした。

 

 

橋下氏は、まだまだ続けます。

今週もまだウクライナ側の投降について発言を続けています。

「市民の命を守るためのもっと早い段階での投降判断が必要になる。」

 

 

そしてついに、ナザレンコ氏も我慢の限界に達しました。

「先程の感情的な投稿を削除いたしました。冷静さを保ちながら、この事実に無縁で、侵略者と虐殺者に有利で、マリウポリ防衛者の冒涜であり、侮辱的な発言は、正式に断罪されるよう、大使館と外務省に直接連絡いたします。
私に対する発言はどうでもいいが、死ぬ覚悟で民間人守った英雄への侮辱は許せぬ 」

 

 

その後、橋下氏はこんなツイートしました。

「そこは確かに僕には分からないところなので、戦争の現実を色々と教えてください。ご家族は大丈夫でしょうか?ハルキウの奪還は本当に良かったです。戦闘員には敬意です。」

 

 

それに対する、有本氏のツイートです。

「露の侵略開始から約3ヶ月の間に、ナザレンコさんに対し、「北海道を楽しんでいる」「コロナ禍にクラブ遊びをした議員より悪い」と貶したことを恬として恥じず、謝罪もないままの男が、「橋下発言をウクライナ外務省と共有する」と言われた途端、一転低姿勢となり「教えてください」と。吐き気を催す。

 

 

有本氏が「吐き気を催す」と書かれていますが、これには同意せざるをえません。

こんなにも不愉快に感じる発言はめったにないと思われます。

 

 

minor-news.hateblo.jp

 

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