橋下徹氏は、ロシアのウクライナ侵攻について、当初からロシアを非難する発言はあまりしていないそうです。
その一方、なぜかウクライナに妥協させようとするような発言など、首をかしげてしまうような発言を執拗に繰り返しています。
これについては、色々な方が指摘しています。
北村弁護士が、この件についてYouTubeでコメントしています。
ジャーナリストの有本氏も夕刊フジに『橋下氏らの執拗な「降伏」「妥協」発言、なぜそれほど罪深いのか ウクライナへの“いたわりに欠ける”姿勢で大炎上!』という記事を載せています。
ニューズウィークでは、『ウクライナ「報道」でも目立つ、ワイドショーでの適当で無責任なコメントたち』という記事で、橋下氏を実例に上げています。
橋下徹元大阪府知事は、ウクライナ情勢(写真)についてさまざまなコメントをした。「一体、橋下氏はどのような知識をもって、そんな状況分析ができるのか?」と私は驚いた。
しかも一部のタブロイド紙は、そのコメントを中心にした記事を掲載した。アメリカやEUの首脳たちや専門家よりも、日本にいる橋下氏のほうが今回の戦争の原因や解決方法を知っているはずがないし、彼は首脳や専門家に提言する立場でもないのに。
もちろん、彼が自分の意見を言うのは自由だ。ただ、それは解説者ではなく、一人の日本人の意見にすぎないものとして扱われるべきだ。
https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2022/03/post-104.php
橋下氏と言えば、中国の立場になって発言される人として有名です。中国の代弁者と指摘する識者の方もいます。
実際に中国側とのつながりは深いようで、「テレビでの発言はビジネスパートナー(中国人)が喜ぶことを言っている」そうです。
山口敬之さんが衝撃発言!橋下徹氏は「何らかの中国ビジネスに深く関与」「テレビでの発言はビジネスパートナー(中国人)が喜ぶことを言っている」 https://t.co/xtSegV0TSY
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) 2022年3月27日
中国が喜ぶことというのは、具体的には、グレンコアンドリー氏のツイートの内容ということだと思います。
この見解は非常に腑に落ちました。
批判を受けながら、しつこく「🇺🇦は降伏しろ」と叫び続ける人達。こういう人にとって🇺🇦はどうでもいいはずなのに、なぜ必死なのか。もしかしたら本当の目的は🇺🇦ではないかも。憶測ですが、今の内に日本で降伏主義を広め、いざという時に「日本は降伏しろ」と叫ぶのは本当の目的なのではないでしょうか。
— グレンコ アンドリー(新刊「NATOの教訓」増刷決定) (@Gurenko_Andrii) 2022年3月26日
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について、当初より国連のアントニオ・グテレス事務総長は、国連憲章第2条4項に違反するとの認識を示しています。
ロシアを非難せず、ウクライナにばかり降伏や妥協をすすめるというのは、やはりおかしな話に感じます。
ところで、ジョージア(クリミア半島から黒海を挟んで南東にある国、1991年ソ連より独立)の駐日大使から批判されるようなツイートも、橋下氏はしています。
自国が戦争中である人間の気持ちに対して、追い打ちをかける発言を批判します。日常の生活を脅かす「脅迫罪」にさえなりかねないでしょう。 https://t.co/oEruhWxjNR
— ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使 (@TeimurazLezhava) 2022年3月25日
話は飛びますが、西宮市長選で、維新候補が惨敗しました。この原因の一つが橋下氏の支離滅裂発言がありそうと、作家の百田尚樹氏が指摘しています。
西宮市長選、維新候補が惨敗。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2022年3月27日
また同日に行われた市議の補欠選挙でも、定員2名に対して維新が2名を擁立したが、2人とも落選。
西宮と言えば、ほぼ大阪圏内の大都市。そこでの敗北は維新にとってはかなりの痛手。
敗因の一つに、最近の橋下の支離滅裂発言があるような気がする。 https://t.co/qwezKS32rB
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