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韓国の出生率が0.81まで低下

韓国の2021年の出生率は0.81で、2020年の0.84を下回り、過去最低を更新しました。OECD加盟国の中でも最も低く、1を下回るのは韓国が唯一となっています。

 

韓国の合計特殊出生率(以下、出生率)の低下が止まらない。韓国の統計庁が2022年8月24日に発表した「2021 年の出生統計」によると、韓国の2021年の出生率は0.81で、2020年の0.84を下回り、過去最低を更新した。韓国の出生率はOECD平均1.59(2020年)を大きく下回り、OECD加盟国の中でも最も低く、1を下回るのは韓国が唯一である。

 

www.nli-research.co.jp

 

この記事には、出生率の低さについて、未婚化や晩婚化、不動産価格の高騰が理由に挙げられています。

たしか以前見たある番組で、韓国のソウル大学の教授が、韓国では名門大学に入り、一流企業に就職し、就職後も会社での厳しい競争に負けないように頑張って働くため、結婚が後回しになると説明していた記憶があります。

 

 

OECDのサイトで確認しても、確かに韓国の出生率がダントツで最下位です。

OECDサイトでは、グラフの上のほうに説明されていますが、出生率が2.1だと人口が安定するとのことです。

出生率は0.81は、かなり低い数字に思えます。これが、どれくらい人口減少に効いてくるのかというのは気になります。

 



data.oecd.org

 

 

ちなみに、出生率の低さや人口危機について書かれたVOAの記事によると、韓国の人も自分たちの国は住みづらいところで、子供たちは更に大変な生活になる、と思っているようです。

Lee So-Young is a population policy expert at the Korea Institute for Health and Social Affairs. She said, “People think our country isn’t an easy place to live.” And she added, “They believe their children can’t have better lives than them, and so question why they should bother to have babies.”

 

learningenglish.voanews.com

 

 

minor-news.hateblo.jp

 

 

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