維新の松井市長や吉村知事は、上海電力についてはこれまでずっと全然コメントしていなかったそうです。
1週間ほど前の、5/17の百田氏のYoutubeの気まぐれライブでは、松井市長や吉村知事が全然上海電力についてコメントしないことについて話がでていました。
普段なら「それ、何の問題があるんですか?」とすぐに反論するお二人なのに、今回は気持ち悪いくらいコメントしていない、という状況だそうです。
その後、松井市長は、5/18の夕刊フジの自分のコラム「維新伝心」の一番最後のところで、上海電力について問題ないことを書いています。
大阪市で上海電力がソーラー発電していても問題ないといっています。そしてその一方で、「中国に対して、外交・安全保障面で毅然(きぜん)とした姿勢を取るべき」ともいっています。
大阪市は土地を貸しただけで、売電は電力会社との契約である。市としては、法律的にも、道義的にも「問題はない」と考えている。
私や維新は、中国に対して、外交・安全保障面で毅然(きぜん)とした姿勢を取るべきだと主張している。その考えに変わりはない。市にはすべての資料が残っている。疑問があれば、真摯(しんし)に対応したい。
松井市長が、突如上海電力についてコメントしたのは、産経新聞の記事と関連があるのかなと思います。
産経新聞の紙面で大阪と「一帯一路」について、かなり大きく取り上げられていました。
その産経新聞の記事を受けて、吉村知事もツイッターでコメントしています。
「大阪府市が一帯一路に参加することはありません」
「ネット世界の想像」が記事になったので、参考までに。大阪府市が一帯一路に参加することはありません。明確に否定しておきます。なお、大阪港湾局は、同様の覚書を、台湾の港、東南アジアの港、欧米の港、韓国や中国の他の港等、合計16の港と締結しています。日本国内の他の主要港も各自で同様です。
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) 2022年5月23日
このツイートに対しては、反論も多く書かれています。
例えば、港湾局の件、大阪府の発表資料を見ると、中国側からは、このように書かれているのが、指摘されています。
3.プロジェクト紹介、調印式
武漢新港管理委員会よりプロジェクト紹介、調印
「中国湖北-日本関西の川海連絡輸送一帯一路連通提携プロジェクト」
なぜ調印式が一帯一路のイベントなんですかね?
— 大阪救民会議 (@osakakyumin) 2022年5月23日
中国側からは一帯一路の一部として捉えられてますよ? pic.twitter.com/I2uoulRTfz
この"一帯一路"の資料は、大阪府のHPの報道発表資料の関連ホームページのリンクから、実際に確認できます。
「2021 中国湖北-日本経済貿易協力説明会」開催のご案内(日本国際貿易促進協会ホームページ)
https://japit.or.jp/event/2021/20211216hebei.pdf
また、5年ほど前には、大阪の中国総領事が招かれて、大阪維新の会のメンバー(50人以上)に一帯一路構想について説明したという、情報(総領事館のサイトのスクリーンショット)もありました。
吉村知事は中国が嘘をついてると言うてるんですね。
— ままん (@0618Ekh) 2022年5月23日
なら大阪維新の会は、中国に正式に抗議しはったらどうですか。#一帯一路 pic.twitter.com/xRt8XeBSka
大阪では、どんどん中国資本を呼び込んでいて、土地も中国資本に売られていて、チャイナ化しているという情報をネットで見かけます。
上海電力について全然問題ないという立場をとるのは、維新は、やはりそういう方向ですすめていきたいということなんでしょうか。
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