フィリピンとベトナムが中国海警法に猛反発しているというニュースがありました。
フィリピンのロクシン外相が、「法律制定は主権者の特権だが、南シナ海は開かれていることを踏まえると、海警法は戦争を仕掛けるという脅迫だ」と強く批判したそうです。
中国船は数年前からずっと尖閣にやってきていて、中国外相が日本に来て、尖閣は中国のものだと言い、海警法まで制定して、どんどんエスカレートしている状況です。
それに対して、日本もまた今回も強い懸念を伝達したそうです。
尖閣諸島周辺では中国公船による領海侵入などが相次いでおり「同海域の緊張を高める一連の行動を含む諸課題について、わが国の立場、懸念を改めて申し入れ、中国側の行動を強く求めた」と説明した。
去年、中国外相が来た時に、茂木外相がきちんと尖閣についてきちんと話したということでした。(共同記者会見では言われっぱなしでしたが)
その結果がこれなんでしょうか。
海警法を制定して、そしてまだ中国船が尖閣に来続けています。
強い懸念を示したところで、中国船が尖閣に来なくならないというのは、容易に想像がつきます。
そんなことで中国船がこなくなると思ってる人はいないんじゃないでしょうか。
強い懸念を示しているだけで、どんどん状況が悪くなる一方ですが、なぜかメディアはこういうところにはあまり突っ込まないようです。
(↓ランキングに参加しているのでクリックしていただけると幸いです)