ウイグル人に対する弾圧のニュースを最近いくつか見かけました。
中国は周辺の民族も中国に取り込んでいき、伝統や文化をなくそうとする政策を進めています。
その手段の一つのようですが、男性、女性共に不妊手術が施されます。
中国政府の発表の数字によると、その数が最近急増しているそうです。
【ウイグル 不妊手術激増】
— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) 2021年2月5日
佐藤正久「中国の衛星健康統計年鑑という政府発表で、卵管を縛る手術が2014~18年で【19倍】、輸精管を縛る手術も【12倍】、避妊器具を子宮内に入れるのも10万件増。理由を『家族計画をしっかりした』と説明。家族計画でも普通10年以上かけて増加する。数年で19倍は異常」 https://t.co/ZtKHJmm7vS pic.twitter.com/aL3m0JlhJm
不妊手術については、西日本新聞でもとりあげられたようです。
ちなみに、中国では人口が増えているわけではありません。逆に減っていて、そのため一人っ子政策が数年前に廃止されています。
西日本新聞さんの「これぞ新聞」という仕事に敬意を表します。 pic.twitter.com/1r7bVIeFsH
— 早坂隆 (@dig_nonfiction) 2021年2月5日
アメリカでは、ウイグル人弾圧に対する動きがトランプ政権のときからありました。
最近、BBCにてウイグル人女性が拷問を受けていたという報道があり、新たに米英が断固たる行動を約束したそうです。
ウイグル人は、中国での弾圧を逃れて、亡命する人もいるようです。イスラム教徒が多いウイグル人は、イスラム教国であるトルコに亡命している人もいます。
ところが、トルコに亡命した人たちが中国に強制送還されるということが起こっているそうです。
亡命後に強制送還されるというのは、想像できないくらいの絶望的なことじゃないでしょうか。
おかしくなっていく世界
— タカ (@osBfus909hhCR1t) 2021年2月6日
トルコ政府、亡命ウイグル人を大量逮捕。その後、中国共産党に引き渡す。
引き渡す理由は中国政府が中国製ワクチンをトルコに販売する条件があり、その条件とはウイグル人の強制送還…。 https://t.co/vHdkPXqUV7 pic.twitter.com/87AXAIFPwR
以前も触れましたが、日本では、中国人のウイグル人弾圧はあまり報道されないようです。
小松アナウンサーがその理由について言及していました。
「中国当局のチェックも入ります」
【”ウイグル問題”と”メディア”】
— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) 2020年7月6日
小松靖「ウイグル問題は我々メディアも非常に扱い難い問題。【中国当局のチェックも入りますし】我々報道機関でウイグル自治区のニュースを扱うのはこれまで【タブー】とされてきた。去年、共産党の内部告発の文書が出て、NYTが報じて我々が報じやすい素地が出来た」 pic.twitter.com/JAAi0e6Ojl
日本でも、ウイグル人の人権問題に対する取り組みについて、気運が高まっていけばいいなと思います。
(↓ランキングに参加しているのでクリックしていただけると幸いです)</p>