マイナーニュース備忘録

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河村市長、今年の漢字は「裏」

日本保守党の共同代表でもある、名古屋市の河村たかし市長が、12月18日の定例会見で今年の漢字として「裏」の一文字を披露しました。

名古屋市の河村たかし市長は18日、市役所で定例記者会見に臨んだ。今年を表す漢字として「裏」の一文字を披露。政権中枢を直撃している自民党の裏金問題を念頭に「裏金を議員間同士でやり取りし、鉄の団結を作る。こんな国に住んどってどうするんですか」と憤りをあらわにした。

news.yahoo.co.jp

 

 

記事の中に記者会見全体の動画へのリンクがあります。その動画の16分23秒頃から27分10秒で「裏」についての話があります。

 

youtu.be

 

定例会見では、自民党の裏金問題について、裏金がどう使ったかということが、メディアにより全然追及が無いことを、河村市長は指摘していました。

裏金は、地方議員に払われているということです。

河村市長自身も少し触れていましたが、責任ある記者会見の場で、踏み込んだ発言をされたなと思います。

 

このような裏金の流れについては、「あさ8」や「百田チャンネル」などで何度か解説されていたことがあったと記憶しています。

国会議員選挙の際に、自民党の党本部では地方の選挙区で誰が適切な候補か判断ができず、その地方の自民党の地方議員の推薦に基づいて、公認を出すということになっているようです。

そのために、立候補して国会議員になりたい人は、地方の有力議員に裏金を渡すということになっているとのことです。

(地方議員が、裏金の額が足りないと思った場合に、もうちょっと「雰囲気を出す」ように言うようです)

 

 

日本の国会議員の給料(領収書の不要な経費をあわせると3,4千万円)は、他の国と比べてかなり高いようです。

そしてお金を貯めこんだら、資金管理団体を通すことにより、税金がかからずに子供に引き継げるようになっていて、そのため国会議員の家業化がどんどん進行し世襲議員が増えているようです。

 

島田洋一氏があさ8に出演していた際、自民党の稲田議員も子供に引き継がせようとしているということを言っていました。

 

自民党の国会議員は、国会議員は儲かる商売だと思っているのでしょうね。

 

岸田首相は、裏金問題に対し新組織を作って信頼回復と言っていますが、それを信じている人はあまりいなさそうです。

文書交通費についての議論の際も、自民党が抜本的な見直し案に抵抗していました。

「第2の歳費」と呼ばれる月額100万円の「調査研究広報滞在費」(旧・文書通信交通滞在費)の使途公開や未使用分の国庫返納を巡る議論が高まった時も、結局、自民党が抜本的な見直し案に難色を示し、日割り支給に改める改正関連法が決まっただけ。

 厳格化するどころか、支給目的を「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等」から「国政に関する調査研究、広報、国民との交流、滞在等の議員活動を行うため」に変え、事実上、使途を拡大。国民から「焼け太りだ」との批判の声が上がったのは記憶に新しい。国民の不信感が強いのは、今回の問題も「新たな抜け道を探す」ような最悪の展開になりかねない、とみているからだろう。

 

www.nikkan-gendai.com

 

 

自民党は政党交付金を100億円以上受け取り、各国会議員は給料など3千万円以上受け取っています。それらは、国民の税金です。

それでいて、自民党は文書交通費の見直し議論でも、難色を示していました。

自民党の議員の皆さんはお金が大好きですね。

きっと国民のことよりもお金が大事なんでしょう。

 

 

自らの報酬の4億円(給与と退職金)を返上して、市民に還元した河村市長とは大違いですね。

 

 

 

minor-news.hateblo.jp

 

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