テロ組織に資金提供したとして、トルコが資産凍結した人物が日本に3人います。
そのうちの一人と自民党の和田議員が写真に一緒に写っていました。
そのことを、飯山陽氏が自身のいかりちゃんねるで言及したところ、和田議員が飯山氏に対して法的措置をちらつかせたり、侮辱したりする内容をSNS上で投稿しています。
飯山氏はその和田議員の投稿について、『【おどし?侮辱?】自民党参議院議員・和田政宗氏の問題発言11選!』という動画で和田議員の行為に犯罪の可能性があることなどを詳しく解説しています。
和田政宗議員の投稿について、問題となるポイントが11点あげられています。
1. 飯山氏のことは「相手にする必要がない」。→飯山氏は侮辱されたと感じた。刑法第231条の侮辱罪にあたる?
2. 和田議員「最新の国際情勢は自国第一主義がはびこっています」と発言。→和田議員は保守という立場なはずなのに、保守を否定する発言をしているのでは?
3. 和田議員「党の対策委員会の役員を務め」→公人が民間人に権力を振りかざしている。刑法193条の公務員職権濫用罪?
4. 「厳正に対応」「弁護士などと対応」→刑法222条の脅迫罪にあたる?
法的措置をほのめかし続けることは、害悪の告知(脅迫罪の実行行為)。判例がある。
大審院大正3年12月1日判決:告訴の意思が不確定であるのに、ことさらに告訴すべきことを通知するのは害悪の告知に他ならない。
5. 「事実と違う拡散」→和田議員は、具体的内容を示さず、立証責任逃れ。
6. 「事実と違う拡散」→飯山陽を嘘つき呼ばわり
7. 「学者として致命的」→この発言で仕事を失う等の可能性→刑法233条の信用棄損罪?
8. 「飯山氏は、市の一番近くにいる人を含め冷静に分析」→誰?
9. 「一国民として厳正に対応」→国会議員なのに?
「党の対策委員会の役員を務め」と発言し権力を振りかざしていたのに、一転して「国会議員としてではなく、一国民として厳正に対応」と発言。
10. 飯山陽は「民間人ではありません」→人に義務のないことを行わせる、刑法223条の強要罪?
和田議員が、自分は一国民としてと言いながら、飯山氏を民間人ではないと発言。
(※)辞書を確認したところ、民間人は「公的機関に属さない人」。飯山氏は私立大学の客員教授なので民間人であるはずで、和田議員の発言は意味が不明。
11. 「国際テロリストとは絶対に会いません」→国際問題?
飯山氏の個人の問題ではなくて、国際問題となるかもしれない一番やばいことかもしれない。
テロ組織に資金提供したとして、トルコが資産凍結した人物と自民党の和田議員が会って写真に一緒に写っている。しかし、和田議員はこの人物に対してトルコと認識が違うということ?一私人の見解としてはよいかもしれないが、公人としてその見解は問題を引き起こすかもしれないのでは。
和田氏が度々法的措置をちらつかせているようでも、Xの投稿を見ている大多数の人は和田氏の方がきちんと説明していないと思っているようです。今回の件で和田議員に失望した人も多いようです。当然そうだろうなと思います。
一方、飯山氏のこの動画の解説は非常にクリアで、飯山氏の見解に賛同する人の方が圧倒的に多いです。
最後に、和田氏は一国民として対応すると言っていたの「党に相談し、党の顧問弁護士に新たに対応を依頼」しています。
自民党・和田議員の言っていること、やっていることは無茶苦茶だと感じます。かなりひどいんじゃないでしょうか。
和田政宗議員は、自分が会った人物がそういうテロリスト関係者だと知らなかった(政治家が自分は知らなかったというのはよくある手ですが)とは、もはや言えないではないかと考える人もいるようです。
もし、そんなことを言ったら、テロリスト関係者などから自分たちの関係性や秘密をばらされたり、裏切ったとして危険な目にあわされたりする可能性もあるかもしれないからです。
ということで、飯山氏の方に無茶苦茶な言いがかりをつけているという推測ですが、なくもないかなとも思ってしまいます。
気になるのは今後ですが、和田議員はテロリスト関係者などにどういう対応していくのでしょうか。
日本人や日本のために行動していただけるよう願いたいところです。
(↓ランキングに参加しているのでクリックしていただけると幸いです)