池上彰氏が、テレビで「ハマスはもともとボランティア団体」だと解説していたそうです。
https://x.com/nikone_niko25/status/1728594060104090062?s=20
それに対して、中東の専門家である飯山陽氏が、『【ウソだったのか!】池上彰「ハマスはボランティア団体」のウソを暴くよ!』という動画をあげています。
つい最近、朝日新聞の子供向けの記事に、東大特任准教授・鈴木啓之氏による「ハマスは福祉団体」という記事が掲載されていたそうです。
(昔は、朝日新聞の子供向けの記事は、何百万人もの大粛清を行ったスターリンをいいおじさんのような感じで書いていたとのこと)
そしてテレビでは、それを受けてなのか、池上彰氏が「ハマスはもともとボランティア団体」と解説していたそうです。
飯山氏がウソを暴くということで解説しています。
・ハマスは1987年に結成され、そのハマス憲章には、自ら「ムスリム同胞団」のガザ支部だと謳っている。(「ムスリム同胞団」についてネットをみてみたら、たしかによからぬ組織のようです)
・ハマス憲章11条に、イスラエルの土地の所有権はイスラムにあると書かれている。
・ハマス憲章13条に、パレスチナ問題に平和的解決は無く、解決手段はジハード(戦うこと)のみとなっている。
池上彰氏の解説が怪しいことは、今までもたびたびあったと記憶していますが、今回のはなかなかひどいと思います。
G7のうち日本を除く6か国がハマスの行為をテロとして非難しました。
そういう団体に対して、擁護するかのような、ボランティア団体だったという解説はどういうことなんでしょうか。もしかすると、池上氏や番組制作サイドが意図的にやっているのでしょうか。
飯山氏の中東関係の解説は説得力があり、信頼する人が多いように思われます。
その結果として、飯山氏のハマスに関する本の予約がアマゾンの総合ランキングで一位になっているのではないでしょうか。
ちなみに月刊Hanada1月号の飯山氏の『偽善者に騙されるな 岸田政権「バランス外交」という偽善』も整理されていて非常に、面白い内容でした。
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