竹上議員とその取り巻きが秘書たちを一時国会の自身の事務所に監禁しました。そして、竹上議員は党が選んだ秘書たちを全員解雇してしまったようです。
2時間半監禁された竹上氏の秘書の笠松氏は、警察の事情聴取も受けたそうですが、「監禁中の恐怖のためか、記憶が相当飛んで」いたことをXに投稿しています。
この度は、ご心配をおかけし申し訳ありません。
元々、精神的に弱い人間でありますが、2時間半の監禁(法律の定義は知りません)、警察の事情聴取、さすがに体にこたえました。監禁中の恐怖のためか、記憶が相当飛んでおりまして。
https://x.com/MasaKasamatsu/status/1970851323102036437
竹上氏は24日に記者会見した際、秘書を解雇する理由として、お茶を出してくれないとか掃除をしてくれないなどと説明していました。
それについて、有本氏は「あれだけの質問主意書や委員会質問を書ける秘書はなかなかいませんよ。その中川さんやドクター笠松にお茶くみねぇ」と投稿していました。
あれだけの質問主意書や委員会質問を書ける秘書はなかなかいませんよ。その中川さんやドクター笠松にお茶くみねぇ。 https://t.co/68lAdE2HUi
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2025年9月24日
島田議員も投稿していますが、竹上議員名義の質問主意書は、一部の人たちではよく知られていたことのようですが、竹上氏ではなく秘書たちが書いたものだそうです。
竹上氏の国会議員としての能力についても色々と明らかにされてきています。
結局のところ、島田議員や保守党執行部の発信を見ていると、竹上議員はなんとしてもお金のために議席を維持したいために、政治ゴロのような人たちと組んではいるものの、食い物にされてしまっているという状況のようです。
島田氏によると、以前から竹上氏は「地元の仕切り役などへの報酬支払いで赤字。とても回らない」となげいたそうです。(あさ8(9/26)で百田代表が、議員は月に130万円の給料と100万円の旧文通費が使えることを指摘していました)
竹上氏の今回の秘書の解雇騒動は、東京できちんと国会のための仕事をしていた秘書を解雇して、愛知の地元に張り付いて選挙活動してくれる人間に入れ替えるためのようです。
そうすると公設秘書の給料は国から支払われるので竹上氏に負担がかからず、選挙対策ができるようになります。
数カ月前、並んで本会議場に向かう途中、竹上氏が、「地元の仕切り役などへの報酬支払いで赤字。とても回らない」と嘆くのを聞いた。 いくら人の道や理を説いても、竹上氏は議員辞職しないだろう。 ガッチリ食い込んだ「再選請負人」たちが、金ヅルの辞職を許すはずがない。
いくら軽蔑されても議席にしがみつく。 もはや、何のために議員になったのかという問いすら頭に浮かばない。 脳裏にあるのはカネだけだろう。
https://x.com/ProfShimada/status/1971191841820377129
なお竹上氏は、公設第二秘書の解雇理由として「お茶も入れてくれない」と力説したが、国会質問や質問主意書を書いてくれていた政策秘書、公設第一秘書の2人をなぜ突然、同時解雇したのか、その理由は何も述べていない。 「国会活動などどうでもよく、地元に張り付いて選挙活動してくれる人間と入れ替えるため」とは明言しにくかったわけだろう。 一から十まで、議員の資格なし。
https://x.com/ProfShimada/status/1971348938956697859
有本氏によると、竹上氏の最側近は元日本第一党の人とのことです。有本氏が竹上氏にはずっと手を切るように忠告してきたのに、結局は手を切れなかったようです。
竹上氏には当然党としてきちんと対応していくようですが、一方取り込まれてしまった竹上氏に有本氏は「大変だね」ともコメントしていました。
竹上さんの最側近は元 日本第一党の人。私は昨年来ずっとその側近と手を切るよう、竹上さんに忠告してきた。今日はその人物含む4人の男に加え、さらに数人、およそ議員会館で見かけることのない風体の男たちも来ていた。ああいう人たちとどんな地元活動するのやら。竹上さん、大変だね。
https://x.com/arimoto_kaori/status/1970797417474990531
元日本第一党の関係者については、日本保守党の小野寺氏も発信していましたが、竹上氏はかなり危ない人たちに関わってしまったようです。
政治ゴロのような人たちを竹上氏に引き合わせたのは、河村氏かもしれないという情報も見かけます。
秘書の監禁騒動では、竹上氏が連れてきていた取り巻きの何人かは、河村氏率いる地方政党の減税日本の関係者だと言われています。
広沢氏の件もあったりして、減税日本に対する印象がどんどん変わってきました。
しかし、日本保守党は減税日本との友党関係を見直す方向なので今後はもうどうでもいい話になりそうです。
ちなみに、今回の秘書解雇騒動などについては、竹上氏と交流があり、現場にも居合わせた島田議員の動画が一番まとまっていて参考になるかもしれません。
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