須田慎一郎氏により、LGBT法案について解説されていました。
LGBT理解増進法の問題点として「LBGT利権」もあります。
この法律が実施されると、全国各地に「地域協議会」が立ち上がります。国の基本方針に基づいて、各自治体が基本計画の実行実施を行い、それを地域協議会が実施するとのことです。
そして、LGBTの啓蒙活動を行うということで、講師を派遣したり、教材のDVDを作ったりとかの「税金ちゅーちゅースキーム」ということになるそうです。
そういうことがもう既に水面下で駆け引きがあり、全国団体のトップとして前川喜平氏の名前が出ていたりもするとのことです。
聞き手の長谷川氏が、地域に既に「社会福祉協議会」があるので、それにやらせばよいのにと指摘していましたが、更にそれとは別に「地域協議会」が全国的に立ち上がるようです。
当事者である性的少数者団体も必要性を訴えていないどころか、法案に反対だと主張しています。
全国的な地域協議会の立ち上げ、啓蒙活動などに膨大な税金をかけてやる必要があるのでしょうか。利権を求めている人以外は、必要ないと思うんじゃないでしょうか。
須田氏は別の問題点も指摘していました。
ちゃんと法案を見ると、地域協議会云々とか書かれているのになぜそれを新聞とかが報じないのか?
ただ、どうも今回の法案は秘密にされていてなかなか公開されていなかったという側面もあるようです。
関係する国会議員もやましいことをしている自覚はあったのでしょうか。
百田氏の動画に出演していた有本氏が指摘したように思いますが、法案の中では、協議会など利権に関わるところだけはきっちりと書かれているそうです。
自由民主党と名乗りながら、民主主義の原則を忘れたんですね。
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) 2023年5月12日
この法案が通った際に残すであろう禍根のうち最悪なものは次の2点。
①女性の安全蔑ろ
②新たな利権スキーム構築
女性として、タックスペイヤーとして、この法案の推進者を看過しない。 https://t.co/25m52YyuYw
ちなみに、最近の法律案とどれだけ異なるか不明ですが、衆議院のサイトの、第一九〇回国会(2016年1月4日-2016年6月1日)での「性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案」を見ても、須田氏のいう、「地域協議会」についての記述があります。
山口敬之氏によると、野党が利権を求めて、安倍総理時代から法案を作っていたそうです。自民党議員が取り込まれた経緯なども解説されています。
【2023年5月15日配信】【ゲスト:山口敬之】百田尚樹チャンネル生放送 第322回 - YouTube
(性的指向・性自認差別解消等支援地域協議会)
第二十三条 国及び地方公共団体の機関であって、性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等に関連する分野の事務に従事するもの(以下この項及び次条第二項において「関係機関」という。)は、当該地方公共団体の区域において関係機関が行う性的指向又は性自認を理由とする差別等に関する相談及び当該相談に係る事例を踏まえた性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等のための取組を効果的かつ円滑に行うため、関係機関により構成される性的指向・性自認差別解消等支援地域協議会(以下「協議会」という。)を組織することができる。
2 前項の規定により協議会を組織する国及び地方公共団体の機関は、必要があると認めるときは、協議会に次に掲げる者を構成員として加えることができる。
一 支援団体その他の団体
二 学識経験者
三 その他当該国及び地方公共団体の機関が必要と認める者
本日、自民党内での承認が得られて、国会でLGBT法案は、ほぼ成立しそうな見通しとなっています。
今後は、欧米のあとを追うように問題がどんどん発生して、そのときどうなるかというところでしょうか?
治安の悪化の懸念、新たな利権構造の確立、自民党の強引な手続きなど、ここ数日で一歩大きく社会が悪い方向に進んだ印象です。
自民党がこんなに悪い政党だと思わなかったという指摘がありましたが、まったく同意見です。
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