4月3日発売の「トランスジェンダーになりたい少女たち SNS・学校・医療が煽る流行の悲劇」を巡り、同書を扱う書店への放火を予告する脅迫メールが、発行元の産経新聞出版宛てに届けられていました。
複数の書店にも同様のメールが送られており、産経新聞出版は威力業務妨害罪で警視庁に被害届を提出しています。
発行元の産経新聞出版や書店に対する脅迫が相次いで、安全の確保を理由として複数の書店に販売自粛の動きが広がっています。
そして、そういう状況によるところもありそうですが、アマゾンでは総合ランキング1位になっています。(翻訳本がアマゾンの総合ランキング1位になるのは異例なことのようです)
Amazonからの抜粋
思春期に突然「性別違和」を訴える少女が西欧諸国で急増しているのはなぜか。
かつては性同一性障害と呼ばれていた「性別違和」は幼少期に発現し、およそ全人口の0.01パーセントに見られ、そのほとんどが男児だった。
「性別違和」の急増や男女比の突然の逆転——何が起こっているのか。
・SNSとインフルエンサーたち
・幼稚園からジェンダー思想を教える学校教育
・精神科医の新標準「ジェンダー肯定ケア」
・思春期ブロッカー・ホルモン補充療法・乳房切除手術
・権威すらもキャンセルされる活動家の激しい抗議
……約200人、50家族を取材した著者が少女たちの流行の実態を明らかにする。
「それまで違和感を覚えたことはなかったのに、学校やインターネットで過激なジェンダー思想に触れて傾倒した十代の少女たちがもてはやされている。そうした少女たちの後押しをしているのは、同世代の仲間たちのみならず、セラピスト、教師、インターネット上の著名人たちだ。だが、そんな若さゆえの暴走の代償はピアスの穴やタトゥーではない。肉体のおよそ四五〇グラムもの切除だ。(中略)いわばフォロワーになっただけの思春期の少女たちに、そのような高い代償を払わせるわけにはいかない」(「はじめに」より)
米国ベストセラー『Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters』の邦訳版
この本の監訳者で解説も担当した精神科医で昭和大の岩波明特任教授は、「本書は非常に丁寧に書かれた学術的にも価値のある本だ。批判する人も、まずは本書を読んでからしてほしい」と語っています。
この本は、ノンフィクションであり、ブームに煽られ性別変更したものの、手術などで回復不可能なダメージを受け後悔する少女らを取材して書かれた本です。
同書は米ジャーナリスト、アビゲイル・シュライアーさんによるノンフィクション。ブームに煽られ性別変更したものの、手術などで回復不可能なダメージを受け後悔する少女らを取材している。
岩波教授は「本書は、これまでの研究成果を紹介し、関係者にインタビューを重ね、さまざまな側面からトランスジェンダーの問題を取り上げている。ジャーナリストの作品だが、学術的にも非常に価値がある本だと思う」。
日本では、自民党・岸田政権がLGBT理解増進法を強引に制定しました。
その影響がもう既に教科書にも表れています。
今後、日本人でも少女たちが「取り返しのつかないダメージ」をどんどん負うようになっていくかもしれません。
そうなる前に「トランスジェンダーになりたい少女たち」は広く読まれるべき本だと思います。
(↓ランキングに参加しているのでクリックしていただけると幸いです)