先日、個人情報問題について、LINEの出沢社長が、「各国にデータがあってユーザーに失望感をもたらした。LINEへの期待値としてデータの国内化をしっかりやっていかないといけない」とおっしゃっていました。
海外のサーバーだと情報漏洩リスクが高そうなので、問題になったからとはいえ、遅まきながら「データの国内化」は良い話だと思いました。
「6月までに」というのは、ちょっと遅いんじゃないかと思いましたが。
ところが、予想外のニュースがありました。
LINEが、3/31に個人情報の扱いを定めた指針「プライバシーポリシー」を改定したことを発表しました。
韓国でもデータを保管します、ということです。
個人データの保管先についても、これまでは「主要データは日本」としていたが、「日本および韓国で保管」に改めた。
この記事を見ると、これまでは、ぼやかせて書いてあったことを、大きな問題になったので、内容を改善するよりも、ルールでそういうものだと、言い切っしまって、開き直ったような印象を受けます。
ところで、LINE出身者が、内閣官房IT総合戦略室にいるそうです。
「公務の公正性」の観点から問題視され、共産党の塩川氏に指摘されています。
政府のLINEへの対応がぬるいように感じていましたが、これもその理由の一つかもしれないなと思いました。
LINE出身の2人の非常勤職員について、内閣審議官が「守秘義務など国家公務員法の服務に関する規定が適用され、その順守を徹底している」と述べています。
本当に大丈夫なんでしょうか。
最近のニュースを見ていると、LINE関係者は平気で嘘をつくように見受けられますが。
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