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【上海電力】大阪市のあやしい対応が公に!大阪市会 質疑(6/10)

6月10日、大阪市会で上海電力について質疑がありました。

大阪市から映像が公開されるまで少し時間がかかるようですが、YouTubeにあげられている動画もあります。

 

youtu.be

 

質問に立ったのは、前田市議と木下市議です。

前田市議は以前より上海電力問題について調査し、不審な点をツイートしていました。

木村市議は、上海電力問題などについて2度、質問主意書を出して大阪市から答弁書を引き出しています。

 

前田市議の質疑は、細かな質問や確認などあり、1時間ほどありましたが、自ら内容を要約したものをツイートしています。

上海電力関係。本日議会質疑。①太陽光市貸付入札「連合体」落札→②連合体「合同会社」へ賃借権譲渡承認→③合同会社「社員変更届出」の一連スキームでは、入札要件満たさない会社や反社会的勢力などが事後簡単に事業主体に入れる問題指摘。市側も認める。入札の実質的意味無くなる可能性も。要改善。

 

 

前田市議の質疑で、市側の対応の不審な点などが色々浮き彫りになっています。

 

・土地の価格評価の期間がかなり短い。(前田市議は不動産鑑定の資格を所持)

・今回は土地の賃貸借契約ではあるが、土地は大阪のスマートコミュニティ実証実験の区画にあり、落札者は実証事業に加わることになっている。契約者は、単に土地を借りるだけではない。

・前田市議が日本全国のソーラー事業を確認したところ、事業者をきちんと選定するための「プロポーザル入札」が一般的。大阪の夢洲(平松市長時代)でも「プロポーザル入札」だった。今回の咲洲のこのような土地の賃貸借契約の入札は異例。

・今回の契約書は、資材置き場や駐車場に使うような契約書のひな形を元に作られている。これが妥当ではなかったのでは。

・契約書に書かれている期限にソーラー発電事業が開始されなかった。普通自治体からは事業計画の再提出を求めるはずだが、求めた記録がない。市側が説明していることは、担当者の記憶によるもの。

上海電力日本株式会社が設立(H25/9/17)されたのが、入札日(H24/12/5)よりも後。⇒ 入札日の後に設立した会社が事業を行っている。

・上海電力が合同会社に加わる際、最初の入札の要件であった納税証明書、暴排の誓約書を提出していない。

・合同会社の社員変更(会社の変更)が届け出だと問題なのでは。大阪市は、届け出時点で、反社のチェックを実質していない。→大阪市側、今後届け出ではなく、協議事項とする(⇒届け出が問題であったことを認めている)

 

 

前田市議の質疑は、口調も冷静で、妥当な答えをしない(できない?)市側の担当者を無駄に追及し続けることもなく、非常に冷静に効率よく進めていたと思いました。

非常に分かりやすくて良かったと思いました。

 

 

 

minor-news.hateblo.jp

 

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R4.6.10 大阪市会 建設港湾委員会

 

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