株主の1社である米投資ファンドのダルトン・インベストメンツは、フジ・メディア・ホールディングス(フジテレビ)ので株主の1社です。
この会社が中居正広(52)を巡る女性トラブルに関して、フジ・メディア・ホールディングスに対して書簡を送付、第三者委員会の設置や視聴者への信頼回復を訴えたことを明らかにしました。
今回の騒動でスポンサーは3割ほどが離れたという情報もあり、中居の出演していた「だれかtoなかい」は休止が決定しています。
この「だれかtoなかい」の休止を聞くと、正月の番組で爆笑問題の太田さんが「だれかtoだれか」と言っていたのを思い出します。その場で意味がわからず、少したってから意味がわかりました。
スポンサーがフジテレビからどんどん撤退しているという状況だとすると、企業価値が下がっていると考える株主である投資会社がフジ・メディア・ホールディングスにレターを送るのは当然のことだと思われます。
日本の視聴者などもフジテレビの対応に疑問を持っている人は多いんじゃないでしょうか。それも考慮してスポンサーが撤退しているのかもしれません。
ダルトン・インベストメンツは、ホームページでフジ・メディア・ホールディングスあてのレターを公開しています。
レターは、ダルトン・インベストメンツの関連会社名義で出されています。

このレターには、" As one of your largest shareholders, controlling over 7% of the Company’s stock, we are outraged!" (貴社の株式の7%以上を保有する大株主の一社として、私たちは憤慨しています!)という文章も書かれています。
このように株主である投資会社が、フジ・メディア・ホールディングスに第三者委員会の設置や視聴者への信頼回復を求めるに至って、かなりメディアがこのスキャンダルを報じるようになってきました。
この中居氏とフジテレビのスキャンダルは、英語の記事として続々と世界に向けて発信されています。
日本TV
US Firm demands JP broadcaster probe celebrity scandal | Nippon TV NEWS 24 JAPAN
NHK
Fuji Television hires outside lawyers to probe ex-SMAP Nakai scandal | NHK WORLD-JAPAN News
共同
Fuji TV probing alleged role in sex scandal of Japan TV host Masahiro Nakai
日経アジア
Activist fund Dalton urges Japan's Fuji Media to probe TV host scandal - Nikkei Asia
Bloomberg
フジテレビは、局の人間の関与を否定していたようですが、そんな発信をしてしまって大丈夫だったんでしょうか。
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