マイナーニュース備忘録

メディアが取り上げなさそうなニュースなどを中心にメモしてます。

世界に向け続々発信される中居氏・フジテレビのスキャンダル

株主の1社である米投資ファンドのダルトン・インベストメンツは、フジ・メディア・ホールディングス(フジテレビ)ので株主の1社です。

この会社が中居正広(52)を巡る女性トラブルに関して、フジ・メディア・ホールディングスに対して書簡を送付、第三者委員会の設置や視聴者への信頼回復を訴えたことを明らかにしました。

今回の騒動でスポンサーは3割ほどが離れたという情報もあり、中居の出演していた「だれかtoなかい」は休止が決定しています。

www.nikkansports.com

 

この「だれかtoなかい」の休止を聞くと、正月の番組で爆笑問題の太田さんが「だれかtoだれか」と言っていたのを思い出します。その場で意味がわからず、少したってから意味がわかりました。

 

スポンサーがフジテレビからどんどん撤退しているという状況だとすると、企業価値が下がっていると考える株主である投資会社がフジ・メディア・ホールディングスにレターを送るのは当然のことだと思われます。

日本の視聴者などもフジテレビの対応に疑問を持っている人は多いんじゃないでしょうか。それも考慮してスポンサーが撤退しているのかもしれません。

 

ダルトン・インベストメンツは、ホームページでフジ・メディア・ホールディングスあてのレターを公開しています。

レターは、ダルトン・インベストメンツの関連会社名義で出されています。

Rising Sun Management Sends Letter to the Board of Directors of Fuji Media Holdings - Dalton Investments

https://www.daltoninvestments.com/wp-content/uploads/2025/01/FMH-Special-Independent-Committee-English-PffD-version.pdf

 

このレターには、" As one of your largest shareholders, controlling over 7% of the Company’s stock, we are outraged!" (貴社の株式の7%以上を保有する大株主の一社として、私たちは憤慨しています!)という文章も書かれています。

 

このように株主である投資会社が、フジ・メディア・ホールディングスに第三者委員会の設置や視聴者への信頼回復を求めるに至って、かなりメディアがこのスキャンダルを報じるようになってきました。

この中居氏とフジテレビのスキャンダルは、英語の記事として続々と世界に向けて発信されています。

 

日本TV

US Firm demands JP broadcaster probe celebrity scandal | Nippon TV NEWS 24 JAPAN

NHK

Fuji Television hires outside lawyers to probe ex-SMAP Nakai scandal | NHK WORLD-JAPAN News

共同

Fuji TV probing alleged role in sex scandal of Japan TV host Masahiro Nakai

日経アジア

Activist fund Dalton urges Japan's Fuji Media to probe TV host scandal - Nikkei Asia

Bloomberg

https://www.bloomberg.com/news/articles/2025-01-15/activist-urges-japan-s-fuji-media-to-probe-scandal-over-pop-star

 

フジテレビは、局の人間の関与を否定していたようですが、そんな発信をしてしまって大丈夫だったんでしょうか。

 

 

 

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