今治タオルの全ての製品に、今春からは新疆綿の使用を全面廃止するそうです、というツイートがありました。
今治タオルの組合に問い合わせました。
— Limemint🗣️#絶賛シャドウバン中 (@Limemint9) 2022年2月12日
今治タオルの全ての製品に、今春からは新疆綿の使用を全面廃止するそうです。(元々使用率は全工場製品中の2%程度だったとか)#日本製 pic.twitter.com/FKsMa8ZPvG
ネットを見てみると、今治タオルには、かつて新疆綿が使用されていて、今治タオルのウェブサイトにも、新疆綿の宣伝文が掲載されていたそうです。
――「新彊綿」とは中国の新彊ウイグル地区で栽培される綿花でつくられた良質のコットンです。ひとつひとつ丁寧に100%手摘みされるため完熟したコットンボールだけを収穫することができます。繊維が長く、不純物が少ないのが特徴で、天然の油脂分が多いため、シルクのようなつややかさや自然な光沢としなやかな風合い、ソフトな肌触りがあり、“赤ちゃんの肌”とも言われています。――
これは20年10月8日時点で、今治タオルブティック(今治地域地場産業振興センター運営)がウェブサイトで掲げている宣伝文だ。
新疆綿は強制収容・強制労働の結果の産物かもしれないと懸念されるので、新疆綿の使用の全面廃止はイメージアップにつながると思います。
先のツイートのリプライにもありますが、こういうのは積極的にアナウンスするのがよいと思います。
以前、「今治タオル」の裁縫工場で働くベトナム人技能実習生が劣悪な労働環境下にある実態が伝えられました。
今治タオル工業組合の声明によると、実際にベトナム人技能実習生が劣悪な労働環境下で働かされていたのは事実のようですが、結局責任の所在はうやむやになったように思います。
それまで今治タオルは使っていたので、これにはがっかりしました。
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