4月の衆院東京15区補選への出馬を表明していた元自民・秋元司被告の控訴審判決が出ました。
東京高裁は22日、懲役4年、追徴金758万円とした東京地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却しました。
被告側は、判決を不服として即日上告しています。
カジノを含む統合型リゾート(IR)を巡る汚職事件で、収賄や組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪に問われた元衆院議員、秋元司被告(52)の控訴審判決で、東京高裁(安東章裁判長)は22日、懲役4年、追徴金758万円とした2021年9月の1審の東京地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
被告側の弁護人は、判決を不服として即日上告。同被告は収監され、弁護側は東京高裁に保釈を請求した。
一部の方々が予想していた通り、二審でも秋元被告の有罪の判決となりました。
20日の会見では、秋元被告は控訴審判決の結果にかかわらず立候補する決意を示していました。
会見では「刑が確定するまでは、私の被選挙権はある。結果にかかわらず、出馬の意向は変わりません」と、控訴審判決の結果にかかわらず立候補する決意を示した。〝獄中立候補〟となる可能性を問われた同被告は「出馬っていうのは、すべてを覚悟してやる話でありますから、その言葉に尽きる」と述べていた。
秋元被告のXアカウントを見ると、控訴審の判決の前に街頭演説などの活動をしています。
ただ、その活動の様子について公職選挙法違反ではないかという指摘もありました。
しかし、一審で懲役4年、追徴金758万円の判決を既に受けているので、本人にとってはこれくらい大したことがないのかもしれません。
個人的には、出馬会見時の背景やポスターに書かれている「常に前へ」という言葉が色んな意味で心にささりました・・・。
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