欧州連合（European Union）の政策決定機関である欧州議会（European Parliament）と欧州理事会は6月7日（現地時間）、あらゆる電子機器に充電用ポートとしてUSB Type-Cの搭載を2024年秋までに義務付ける法案について、暫定合意に達したと発表しました。
USB Type-Cなので、Appleの「Lightning」コネクターは変更が必要となります。
発表にあたり開かれた記者会見の中で、Appleをターゲットにしているのか質問された欧州委員会のティエリー・ブルトン委員は、「私たちは企業ではなく、消費者のために働いている。私たちは誰もEU市場に参入することを強制していないが、参入したいのであれば、ルールに従わなければならない」と答えたそうです。
VOAの記事によると、Appleは既にUSB Type-CのiPhoneを既に設計しているとBloomberg newsが伝えたそうです。
Bloomberg news service recently reported that Apple is already designing an iPhone with a USB Type-C charging port. It could come out next year.
この記事にもありましたが、コネクターを強制すると、技術の発展が妨げられるんじゃないかというところは気になります。
In the past, Apple has warned that a law requiring one kind of charging port would harm new technology development.
USBだけ見ても、type A、type B(ミニ・マイクロ)、USB 3.0 マイクロなど進化の歴史があってのUSB type Cですので。
(Wikipedia contributors. "ユニバーサル・シリアル・バス." Wikipedia. Wikipedia, 27 May. 2022. Web. 15 Jun. 2022. )
ディスプレイのコネクタもVGA, HDMI, DP, USB type-cなど色々あり、コネクタの種類の違いは不便ですが、そういうものだと思って受け入れていました。
そのため、コネクタ変換ケーブルはいくつか持っていまして、中でも、この3種類のコネクタに対応しているケーブルは重宝しています。
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