ジャーナリストの山口敬之氏が、橋下氏が大阪市長時代の上海電力のステルス参入について、Hanadaプラスで4月より報じています。
その山口氏が、橋下氏に公開質問状を出しました。
「News BAR橋下」で、橋下氏が北村弁護士と対談しました。その中での橋下氏の「(上海電力の)咲洲メガソーラー参入は入札だった」という発言を受けてのことです。
入札は、1回だけのはずで、伸和工業、日光エナジーが落札していて、上海電力は入札には参加していません。上海電力は入札に参加しないまま発電事業に参入したので、それは真っ赤なウソということです。
山口氏は、公開質問として、以下の3つをあげられています。
<質問(1)>
上海電力の参入が入札というなら
・入札日時と
・内容を明確にせよ
<質問(2)>
上海電力を発電事業に招致したのは大阪市の誰で、どのように招致したか
<質問(3)>
2013/9~2014/3の間、上海電力関係者に何回面会したか。
咲洲誘致の話をしたか。
(※ 2014年3月は、伸和工業と日光エナジー開発株式会社の合同会社から、日光エナジー開発株式会社が抜けた時期。翌月に上海電力が加入)
【橋下徹への公開質問状】
— N Yamaguchi (@nyam72) 2022年5月8日
橋下徹氏がネット番組で、上海電力がまるで入札を経て咲洲メガソーラーに参入したかのような発言をしたが、これは全く事実と異なる。
公開質問状という形で、真実を追求する。橋下徹は私の質問に答えられるか。https://t.co/wHC0hQ3m27
Twitter上では、橋下氏がロシア侵攻などについてツイートすると、リプライが上海電力であふれるという状態が続いていましたが、ずっとそれらを橋下氏は無視していました。
しかし、騒ぎが大きくなりすぎたからでしょうか、ついに橋下氏がツイッターで上海電力について触れました。
対談の発言やこのツイートを見ると、知らなかったことにするつもりなのでしょうか。
上海電力が大阪の一プロジェクトに関与していることが問題だと大騒ぎしている人たちには、当時の入札手続きのどこが問題なのか具体的に指摘して欲しいね。特定企業を排除するなら法律が必要なことを知らんのやろうね。また大阪の入札案件の入札者を知事、市長が全件把握できるわけがない。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2022年5月8日
吉村大阪府知事が、自民党茂木幹事長の「維新は身内に甘い」との発言に、5月8日に反論をツイートしました。
しかし、その吉村知事のツイートに対しては、上海電力関連の橋下氏やロシア寄りの鈴木宗男議員に対する、維新の姿勢に批判のコメントがかなり多いようです。
吉村知事は、上海電力の「ステルス参入」時の市長であった橋下氏に対して適切に対応しないと、維新の評判は更に下がるのではないかという気がします。
身内に甘いのは自民党でしょ。これまでずっと政権与党で、改憲を党是としながら、憲法改正の国民投票一つできてない。大将の首を差し出す覚悟で憲法改正やってくれよ。共産党や多くの憲法学者は自衛隊を違憲だと言ってるよ。中国ロシア北朝鮮を前にして日本の国防は大丈夫か? https://t.co/RdZRr4plfy
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) 2022年5月8日
3月下旬、大阪市に割と近い兵庫県西宮市での市長選、市議選で、維新は全敗しています。
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