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米国「岸田総理はプーチンのウクライナ侵攻非難のリーダー」

ホワイトハウスのサキ大統領報道官は2月27日、日本が米欧とともにロシアの大手銀行などを国際決済網から排除する措置に参加することについて「歓迎する」との声明を発表しました。

そして、「岸田文雄首相と日本政府はプーチン氏のウクライナ攻撃を非難するリーダーだ」というのも声明に含まれていました。

 

www.nikkei.com

 

原文が、ホワイトハウスのサイトにあります。

"Prime Minister Kishida and the Government of Japan have been leaders in condemning President Putin’s attack on Ukraine"

 

www.whitehouse.gov

 

 

最初に、岸田総理が、ロシアに対して制裁措置を出したのは、効果の弱いものでした。

その後、岸田総理はより厳しい制裁措置を出しました。しかし、迅速には閣議了解されずに発動されませんでした。

高市政調会長がそれについて指摘していました。

 

 

2月25日、G7首脳テレビ会議がありましたが、他の国々は制裁内容などに合意したようですが、岸田総理はそこで合意しなかったようです。

高橋洋一氏がそれについて指摘していました。

 

 

 

高橋氏が指摘していたホワイトハウスの声明です。たしかに制裁を行う国として"Japan"が出てきません。声明には、制裁を実施する国々や制裁内容が書かれています。

 

www.whitehouse.gov

 

2月25日の、首相官邸のサイトの岸田総理のG7首脳テレビ会議後のインタビューがあります。それを見ても、「G7の一員として、完全に連帯して対応していくと表明」とおっしゃってますが、詳細はこれから決めるというようなことをおっしゃっています。

それで、上記のようにホワイトハウスの声明では、"Japan"の名前がもれているようです。

 

www.kantei.go.jp

 

その後、2月27日になってから、岸田総理はSWIFT制裁参加を表明しました。

これを受けての冒頭のホワイトハウスの声明になります。

冒頭の日経新聞は記事では、見出しに「米ホワイトハウス、異例の声明」とつけられています。

 

 

岸田総理の終始ぐずぐずしてるように思わせる行動を見ていると、ホワイトハウスの「岸田文雄首相と日本政府はプーチン氏のウクライナ攻撃を非難するリーダーだ」という声明は、非常に意味深に感じます。

 

 


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