VOAの記事によると、ガソリン車を電気自動車に改造するアメリカ人が増えてきているようです。
バッテリー技術が向上していることや、世界がクリーンエネルギーに向かっていることなどにより、電気自動車への改造の人気が高まっているとのことです。
A growing number of Americans are turning gas-powered vehicles into electric ones by using a process called an electric powertrain conversion.
Such conversions are becoming more popular as battery technology gets better and the world turns toward cleaner energy sources.
アメリカ、カナダ、イギリスの25,000人の自動車愛好家のうち、1%は部分的にでも古いモデルの車を何らかの形の電力で走行するように改造している、という調査結果が出ています。
In May, the Michigan-based company did a web-based study of about 25,000 automobile lovers in the United States, Canada and the United Kingdom.
About one percent had at least partly converted an older model car to run on some form of electric power.
上記の記事の中で、事故車のテスラ車のバッテリーなどの部品を使って電気自動車に改造した人について書かれていました。
電気自動車が普及してくると、そういった改造がより一般的になりそうです。
今年、カリフォルニア州やニューヨーク州で、ガソリン車やディーゼル車の新車販売を2035年までに禁じる方針が示されています。
(これはガソリン車の業界にとってはかなり衝撃的なニュースだと思いますが)これで電気自動車が増えていくと、今後更に電気自動車への改造は増えていきそうです。
米西部カリフォルニア州に続き、東部ニューヨーク州も脱炭素化に向けて、ガソリン車やディーゼル車の新車販売を2035年までに禁じる方針を示した。トヨタ自動車など国内メーカーが得意とするハイブリッド車(HV)も販売禁止の対象となる。
日本でも、電気自動車への改造が普及していくのかなと思ってネットを見ていたら10年以上前からこういうことは議論されているようです。
国土交通省のサイトでも、「電気自動車への改造に当たっての留意点」の資料が公開されていて、関連法令や手続きなどについてまとめられています。
既に電気自動車への改造を提供している会社もあるようで、日本でも今後普及していくかもしれません。
国土交通省「電気自動車への改造に当たっての留意点」
https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/denkijidoshanokaizo.pdf
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