橋下徹氏が何かツイートすると、コメントに「#上海電力」が殺到するというのが4月から続いていました。
それをずっと橋下氏は無視して上海電力については全然触れていませんでしたが、ついに5月7日の「NewsBAR橋下」というネット番組で北村弁護士がゲストで来た際に、橋下氏は初めて上海電力について触れました。
番組の残り2分で自ら上海電力に触れ、入札だったから問題ないとか、WTOルールだから問題ないということをまくしたて、北村弁護士にはWTOルールも知らないのかという態度をとっていました。
この顔、すごいね。特に上の写真。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2022年5月31日
素直に「知ってますか?」と聞いてる表情じゃないよね。
顔に「知らんやろ〜お前」と書いてますね。 pic.twitter.com/tQsqXGbi2J
「WTOルール」については、月刊『Hanada』7月号の山口氏の記事で触れられていました。橋下氏のコメントは誤ってるとのことです。
そもそも上海電力は問題の入札に参加していないうえに、中国はWTOの政府調達協定に参加していないのだ。
橋下氏の態度自体がどうかと思いますが、しかも間違ったことを言っているとなると、ちょっといかがなものかなと思います。
また、ネットでは割と早くに橋下氏が誤ったことを言っていたと指摘されていました。
WTO政府調達協定(GPA)は、加盟国間で適用されるものであり、加盟していない国(例えば、中国、ロシアなど)にはこの協定は適用されません。外務省の国際貿易課の担当者に確認しました。
— Koji Hirai 平井宏治 (@KojiHirai6) 2022年5月9日
そして、大阪市の木村市議の例の質問主意書にも、これについての質問が含まれています。
Q8. ネット上で問題視されているのでお尋ねしますが、本件における上海電力日本(株)の事業参入は、世界貿易機関が定めるWTOルールに基づくものですか?
橋下氏の発言が誤りだったかどうか、公式な記録に残されてほしいなと思います。
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