河野行革大臣や高橋内閣官房参与の話を聞いていると、菅総理は効率を求める非常に実務的な方なようです。
それで、10月後半の菅首相の初の外遊が(米国や英国などではなく)ベトナムとインドネシアというのが、なぜなんだろうと不思議に思っていました。
何かわからないですが、菅総理にははっきりした目的はあるんだろうなと思っていました。
その後、「虎ノ門ニュース」というネットのニュース番組で、江崎道朗氏がそれについて解説されていました。
実は、この菅首相がベトナム・インドネシアを訪問しているタイミングで、翌月のインド、米国、日本の合同演習にオーストラリアが参加するという発表が、インドからあったとのことです。いわゆるクワッド構想の4か国(日米豪印)による演習で、中国に対するメッセージとなっています。
そして更には、この菅首相のベトナム・インドネシア訪問中のタイミングで、オーストラリア、米国、日本の3か国の合同演習が南シナ海で演習を行っていたそうです。
江崎氏によると、このときは中国は何の声明の出さなかったそうです。(一方、日本の海上保安庁しかいないと、中国船は日本にやってきます)
ということで、菅首相の初外遊は、実は合同演習などと連携して中国へのメッセージだということでした。
これで腑に落ちました。やはりそういうはっきりした目的があったんですね。
ネットで探すと、それぞれに関する記事がありました。英語ですが。
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