橋下氏が中国寄りな発言を繰り返していましたが、具体的な関係性として、大阪の咲洲での上海電力とのつながりが山口敬之氏の記事で報じられています。内容は以下のようなものです。
橋下氏と大阪維新の会が大阪府政を牛耳っていた時期に、咲洲でソーラー事業が展開されました。最初、「伸和工業」と「日光エナジー開発」と2社による合同プレスリリースで始まりましたが、大阪府から特に報道発表もなく、いざ事業が始まったら中国国営系の上海電力が運営していました。
これについて、更に掘り下げている方がいました。
さささのささやん氏のこの動画です。
内容がまとまっていて、非常に興味深い動画でした。興味のある方は見られるとよいかもしれません。
まず、例の山口氏の記事が紹介されていまして、その上で更に深堀されています。
動画の中で引用されているツイートです。咲洲メガソーラー関連の時系列の情報です。
咲洲メガソーラー
— 大阪救民会議 (@osakakyumin) 2022年4月12日
【2011年12月2日】日光エナジー開発株式会社(社長:張性敏)設立
【2012年12月26日】伸和工業と日光エナジー開発株式会社が共同落札。
【2013年10月29日】合同会社移行、業務執行社員に伸和と日光
【2014年3月11日】日光が退社
【2014年4月11日】上海電力、業務執行社員としてに加入
咲洲メガソーラー
【2011年12月2日】日光エナジー開発株式会社(社長:張性敏)設立
【2012年12月26日】伸和工業と日光エナジー開発株式会社が共同落札。
【2013年10月29日】合同会社移行、業務執行社員に伸和と日光
【2014年3月11日】日光が退社 (※ささやん氏の補足 合同会社からの離脱のこと)
【2014年4月11日】上海電力、業務執行社員としてに加入
ささやん氏の補足によると、2014年5月に咲洲のソーラー発電の運用開始、とのことです。
つまり、日光エナジー開発株式会社は、合同会社に移行して、5カ月後には離脱し、それがソーラー発電の運用開始1か月前だったということです。
そして、このような状況からの、ささやん氏の推測です。
・2011年に韓国人(もしくは在日韓国人)がトンネル会社(「日光エナジー開発」)を作り、大阪市の入札に参加、落札。
・合同会社にソーラー事業を移し替え。手続きから設置工事まで一切合切を整える。
・ペーパーカンパニーの経営権を韓国人の会社が売却し、それを買い取った上海電力が事業主体になりかわった。
更に、このペーパーカンパニーのスキームについて橋下氏が知っていたかどうかについても検証されています。
上海電力のホームページの情報をもとに推察されています。ホームページには、上海電力と新和工業株式会社のこの事業は大阪市により招致いただいたもの、というような記述があります。
2014年3月16日午前、当社と伸和工業株式会社の共同投資プロジェクトである、大阪南港太陽光発電所の建設用地にて、日本の伝統に倣い地鎮祭を行いました。この事業は大阪市により招致いただいたもので、当社の日本における第一号太陽光発電所というだけではなく、大阪市にとっても最初の太陽光発電所建設となります。
それを踏まえてのささやん氏の見方です。
大阪市が、上海電力を招致したということであれば、韓国人経営の企業がトンネル会社で入札したことも最初から知っていたことになるのではないか、とのことです。
ささやん氏のいうように、橋下氏や維新はきちんと説明した方がよいんじゃないでしょうか。
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