デイリーWiLLで「麻布食品」に関する疑惑について解説されています。
令和電子瓦版の松田氏とは違った観点で、経済安全アナリストの平井宏治氏により問題点が指摘されていました。
【麻布食品】小西洋之「疑惑」の本丸は河野太郎か【デイリーWiLL】 - YouTube
まず興味深いのは、平井氏が法務局で麻布食品の謄本を取ろうとしたら最初見つからなかったことです。
平井氏がネットで見つからないことを言ったところ、「麻」の字が違うと教えてくれた人がいました。麻布食品の「麻」の字は、麻に似た中国語の字(「麻はマダレに𣏟」)が使われているそうです。
(『【麻布食品】小西洋之「疑惑」の本丸は河野太郎か【デイリーWiLL】』より)
見つかりました。麻布食品ではなく「麻はマダレに𣏟」布食品でした。教えて頂いたフォロワーさんに感謝です。
— Koji Hirai 平井宏治 (@KojiHirai6) 2023年3月27日
まず、会社は破産などの登記はありません。
次に、事業目的ですが、文房具の販売は入っていました。(目的の4) pic.twitter.com/NGWFLkXj0Z
わざわざこんな漢字を使っているのは、平井氏のように、法務局で謄本が見つかりにくくしているのでしょうか?あるいは、中国にかかわりがあるからこの漢字を使ってるのでしょうか。もしかしたら、両方なのかもしれません。
平井氏は、麻布食品の謄本の住所を見て日本端子、恵比寿興業の住所だと同じだと気付いたそうで、これらの会社についてまとめられています。
謄本には、代表取締役だけは住所が書かれていて、それらが同一なのでおそらく河野二郎氏(河野太郎氏の弟)は同一人物のようです。つまり、これらの会社は全部河野ファミリー企業のようです。
一方で取締役については、名前が記載されているのみで、住所は書かれていないので、もしかするとたんに同姓同名の人の可能性もあります。
(『【麻布食品】小西洋之「疑惑」の本丸は河野太郎か【デイリーWiLL】』より)
小西氏は当初、「麻布食品を代理店にしていた政治家は多数」いるとツイートしていました。
デイリーWiLLの平井氏と山根氏はそこを問題視しています。
平井氏が政治資金報告書を確認したところ、実際に与党だけではなく、野党の議員もこの麻布食品を利用していました。有名なところだと、立憲・杉尾議員、維新・馬場議員など名前が挙げられています。
今回の麻布食品疑惑について、問題視されている箇所は動画の最後の方で説明されています。
与野党の多くの議員が、河野ファミリー企業に発注していること自体は違法ではないです。ただ、その利益を得ているファミリー企業の役員が個人で、国会議員に献金しているところが問題視されています。
つまり、公金由来のお金が動いているので、平井氏は「広い意味での『公金チューチュースキーム』ではないか」と言っています。令和電子瓦版は今回、合法的な『公金由来の金が循環しているシステム』を掘りあてたかもしれないとのことです。
麻布食品は、HPも持たず、謄本もとりにくいような会社なので、社会に対し積極的に宣伝活動しているようには思えません。
そんな自民党の河野氏のファミリー企業を、与野党問わず多くの国会議員が利用していて、その企業の利益が企業役員を通して、河野氏の団体に寄付されています。
たしかに、普通の人からは目につかない、公金が循環するシステムのように見えます。
動画の最後で、平井氏、山根氏は、河野家の麻布食品の公金循環のスキームは氷山の一角かもしれないと指摘していますが、たしかに他に同様のケースがあっても不思議じゃないなと思いました。
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